傷んだ手当てに背いて、そのまま過ごせば痛くなり・・・
方法も解らず、右往左往してみては・・・瞑想と妄想を損ない、あても無く・・・
技術を失う暮らしは沿うように・・・
手立ても無いまま風向きは変わらない・・・
風に逆らう住まいは朽ち果てて・・・
文化を伝えるコトバの訳は・・・立ち廻らないまま・・・
傷は大きく増えている・・・。
知らない技は使えなく・・・伝える技は使う事無く・・・
無神経に贅沢はあっても・・・神経質な質素と上手く付き合い慣れてしまい・・・
カメラを覗いてごちゃ混ぜの町に・・・生きる力がフィルムの残り・・・
皺も映る鮮やかな街に・・・綺麗な弱さが写真に残って行く・・・。
バランスよく並んだ町の灯に・・・
仲良く連なる人が・・・ヨイヨイ帰りについて・・・
ちゃぶ台を囲み・・・帰りを待ちわびて・・・
威厳も威圧も法令順守は言葉のノリに・・・尊敬に憧れは断ち切れない関係の・・・
仰いだ風の進み具合に似た・・・船の進み方はテキパキと・・・
行動範囲の広さに泣けるほど・・・見るものすべてが町を出て・・・
人が織りなす暮らしの果てに・・・昨夜の食事は一人きり。