暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

何食わぬ

2025年01月18日 | 古民家
 色を無くした枯草と・・・たわむれ急ぐ季節の色を・・・
騒がしく慰めて・・・飛ぶ鳥の数を追いながら・・・
公園にまばらな影を浮かべて色を消し・・・
音が遠ざかる暮らしはむなしく・・・馴染みをコトコト遠ざける・・・。



割れてしまいそうな枯れ葉を、叩いて声を聞き・・・
積もる命のお山を燃して・・・固く閉じた蕾は命を閉じ込め・・・
順繰り廻る、静かな営みに・・・
目まぐるしく単純に続く、季節は七色に染め上げて・・・
芽吹きに息を蓄える・・・。



合わせ鏡で逆さを見れば・・・山の景色を取り込み映し・・・
偽物に見惚れた景色の美しさは、歪んで見えて・・・
近くにいても・・・遠くで馴染んだ暮らしの夕べを・・・
掴んで離さぬように・・・遠ざかる。





コメント
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