パチパチと鳴きながら・・・張り出した薄氷は造られて・・・
シリシリと降り続く・・・綿雪を撫でながら、霧晴れを待ち・・・
低い雲を抱える重たさも・・・体を包む、灼熱の風に向かいながらの暮らしにも・・・
険しく向けた眼差しが・・・どこへ逝こうとしているのか、知ろうとしないまま・・・
春・夏・秋・冬と刻まれる・・・。
飛ぶ鳥は空を舞い・・・泳ぐ魚は水を切り裂いて・・・
駆け抜ける獣は地を這い廻り・・・
人はおぼつかなくなるほどむさぼり続けて暮らしはおろそかに・・・
傷を癒す自然は、気長に待ち続けるばかり・・・。
四季を歌う歌が無くなれば・・・きっと恋はマーブル模様とドキドキ別れ・・・
愛を口ずさむ心模様は・・・ラテン色に様変わり・・・
曖昧に寝転び、憂鬱を楽しむ不都合な恋愛は凍えること無く・・・
淀みや奥ゆかしさは・・・一昔前の戯言と・・・
雪は戯れに・・・古ぼけた理想を取り戻してみる。
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