暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

番外編 鷹匠町(兵庫県姫路市)

2020-03-11 21:00:07 | 古い町並み
男山のふもとには、姫路藩の鷹匠が住んでいた地域があり、

鷹匠町と呼ばれています。







路地を歩いていると、雰囲気のある古い家が残っています。







さらに、細い路地に入ります。














お医者さんが多いのでしょうか。処方箋薬局が目立ちます。





町内掲示板には男山八幡宮のお祭りの告示が張られていました。

番外編 男山八幡宮、千姫天満宮、水尾神社(兵庫県姫路市)

2020-03-10 20:19:29 | 神社仏閣・その他
男山は姫路城の隣にある山です。

姫路城のある山を姫山と呼んでいる所から、男女一対の山だったのかもしれません。

男山は元々砦で、そうした匂いがプンプンしてくる場所です。

男山には男山八幡宮、千姫天満宮、水尾神社の三社が鎮座しております。

不動院から歩いたので男山の裏から登ることになりました。

男山の頂上まで登りました。

ここからの姫路城の眺望はすばらしいものがあります。





ここから山を下って男山八幡宮に入りました。

八幡宮の石鳥居は榊原政邦の寄進によります。





本殿は昭和62年放火によって焼失したそうです。



ここで、下山をしながら千姫天満宮、水尾(みお)神社に参拝しました。

千姫天満宮は千姫の信仰していた天神・菅原道真の木像を祀ったものです。



八幡宮から降りる長い階段です。



千姫天満宮の本殿です。







千姫天満宮の裏には不明の行者の祀った小祠がありました。

ここは整理対象になっているようです。石塔には男山行者神変大菩薩と書いてあります。














麓には水尾神社があります。水尾神社の歴史は565年までさかのぼるそうで、播磨国総社の元宮とされる、

由緒のある神社です。











水尾神社の前にはエノキとムクノキの合体木があります。

番外編 不動院:池田輝政公菩提寺(兵庫県姫路市)

2020-03-09 23:43:10 | 神社仏閣・その他
姫路城の天守閣を出て裏の方に鷺の清水という井戸があります。
















外堀の外側に大野川と船場川の合流点があります。

合流点におもしろいものがあります。これは大野川への逆流洪水を防ぐための棒出しだと思います。

コンクリートに直してもよいはずですが、それをしないところを見ると治水遺跡の一つなのだと思います。








棒出しの上のかかった橋は筋違橋という名前。言いえて妙です。






ここに寺院があります。

ここは池田輝政公の菩提寺、不動院です。








結構歩いたので、多少疲労があるのと下調べ不足で、男山八幡に行こうとしか決めていなかったので予定外の行動です。










池田公菩提寺にしては新しい感じがしましたが明治3年にこの地に移されたものだそうです。

石造物が豊富で、本堂背後の墓地内に多くがあるそうですが、今回は残念ながらそこまで気が回りませんでした。

ここから、延々と歩き回ることになるのです。

番外編:姫路城⑦(兵庫県姫路市)

2020-03-08 22:14:39 | 城館跡探訪
天守閣から出ると、備前丸曲輪に出てきてしまいました。








なんだかあっけない気持ちがしました。

ここに出てくるとものすごく広く感じます。

備前丸にも井戸があります。長期間の籠城を念頭に置いたのか井戸が多いです。






順路に復帰します。

これは「備前門」ですね。










ここは腰曲輪、帯曲輪に相当するスペースでしょうが、ここにも井戸があります。

井戸櫓だそうです。





帯郭櫓(腹切丸)に向かう門ですが、ここは通行止めになっていました。

写真にもところどころ写っていますが、修復工事が様々なところで進められていました。







「りノ門」ですね。



そして、山里曲輪に出てきました。



まあ、非常にざっとですが、姫路城内を一周してきたわけです。

改めてお菊井戸を撮影します。往路よりもお客さんが減っていました。







行きには撮影できなかったので菱の門を撮影しました。




番外編:姫路城⑥(兵庫県姫路市)

2020-03-07 21:06:25 | 城館跡探訪
「ほノ門」をくぐると天守閣の足元に到達します。





ここに至って本丸内に入ったわけです。

ここまで来ると、お客さんの濃度も煮詰まったような感じで混雑していると感じます。

下の写真は倉庫で、塩櫓だそうです。

ここは城兵最後の生命線で、並びに井戸もあります。










ここで、天守閣の石垣の中に姥が石呼ばれる石があります。





これは、天守建設の檻城下に住む老婆が石臼を持って来て建設に用いてくれと供出をしたものであると言われています。

しかし、どれなんだろう。





下の写真の、金網で保護されているのがそうですね。




水二門。これもまるで裏木戸のようです。






ここで、ようやく天守閣に到達です。



だれもいないように見えますが、団体さんの途切れた一瞬を狙いました。

お客さんは少な目とはいえ、じっくりカメラを構えるのは難しかったです。

意外に中は質素な作りで、二条城のような豪華な装飾はありませんでした。

天守閣最上階に行くと、妖怪刑部姫の伝説で有名な刑部明神がお祀りしてあります。

私の二つ目の目的はここでした。

ネット上でここで御朱印が出ていると聞いていたので、できればほしいと思ったのですが、

とてもそんな状況ではありませんでした。

あとで事務局に問い合わせたのですが、姫路城では頒布していないということでした。

まあ、これだけ観光客がいたらさばけませんよね。





天守からの眺めです。