中田代の池塘と燧ヶ岳
花の季節の尾瀬も良いが、草もみじにもえる秋の尾瀬も捨てがたい。
出来れば山小屋に泊まって、朝夕の斜光線で撮りたいと思う。
現役の頃は、金があっても暇が無かった。
今は、暇があっても金がない。
年金生活者向けの山小屋があっても良いんじゃないか。
上田代の地塘のヒツジグサなどの色づきも始まった
この色が赤く染まる頃、尾瀬の秋は一段と深まる。
昨日の写真で紹介した竜宮の出口の所で泳ぐ魚、残念ながら名前が判らない。
牛首から山の鼻に向かうと、至仏山の雄姿が段々大きくなってくる。
木道と彩りの良い葉を入れてスケッチ
付近には逆さ燧ヶ岳を撮れる池塘が有るのだが、生憎の風で湖面が波立ってダメである
数年前に同じ場所で撮った「逆さ燧ヶ岳」をお目にかけます。
上田代の池塘に写る逆さ燧ヶ岳、撮影時間は朝の7時半
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富士見田代から竜宮に向けて、長沢道を降りてくると、長沢の標柱が有る辺りから
尾瀬ヶ原にかけて、見事なブナ林が広がる。
沢の水音を聞きながら歩くブナの林、森林浴とはまさしくこれのことである。
とろで、今日の夕方、7時まえのニュースで、筑波山のブナ調査の様子が放送された
GPSで一本一本の場所を記録する様子や、茨城県自然博物館の小幡先生がインタビュー
に答えている様子も放送され、調査に参加した一人としてちょっと嬉しい。
しかし、3千個のブナの実を植えても、一本も芽が出なかったとか、筑波山のブナの
厳しい現実も。
森林研究所の田中先生もインタビューで、温暖化による影響でブナが減少する危険を
シュミレーション画面で説明されていた。
そんな貴重なブナが8千本以上も残っている筑波山。
こんど筑波山ロープウェイの山頂駅の2階で「筑波山自然展」が開かれます。
期日は10月5日から10月11日の祝日まで
また筑波山の男体山の廻りを一周する「自然研究路」を筑波山インストラクターがガイド
するツアーも有ります。
皆様どうぞお出かけ下さい。