栃木県那須郡那珂川町小川・県立なす風土記の丘の近く梅曽公園の湿地に咲く座禅草
普通の座禅草とは色が違う変わり種
風土記の丘の駐車場に隣接する湿地は、毎年、緑色の座禅草が咲くことで
知られていたが、今年は異常寒波のせいか、一株も出ていない。
( 後で聞いたら、今年だけは、だめだと資料館の人も言っていたらしい。)
風土記の丘資料館に隣接する匠の資料館は、茅葺き屋根の改修中だった。
なす風土記の丘資料館
同じく梅曽公園で撮影した、普通の色の座禅草
ただし咲いている座禅草は、極端に少ない。
風土記の丘資料館の北側にある「梅曽公園」は、座禅草と水芭蕉が咲く
( ただ水芭蕉は、植栽したものらしいとのこと )
いつもは、近所のおじいさんが見回っていたが、今年は姿が見えない
お元気なのだろうか。
梅曽公園に来た方に聞いたら、大田原の北金丸の座禅草も今年は株が
少ないと言っていた。
しょうがない、折角 那珂川町まで来たのだから、小川の「かたくり山」
の座禅草群生地にまわることにした。
かたくり山は、名前のごとく、片栗の群生地として関東一の規模を誇る
山としてつとに知られている。
片栗の時は、三和神社前の駐車場に止めるのだが、今回は座禅草が目的
なので、神社前の林道を右に入っていって、奥の駐車場に止めた。
かたくり山公園については、那珂川町の観光情報に出ます。
今年の情報はまだ出ていませんが、昨年の情報が残っています。
かたくり山の座禅草群生地に咲く座禅草にも、色違いの座禅草が有る
折しも、出会った二人連れのご婦人も、緑色の座禅草を探していたらしいが
今年は少ないと言って、残念がっていた。
上の写真は、そのご婦人方が良いと言っていた花。
周りの雑草に埋もれるように咲く座禅草・かたくり山にて
やはり、かたくり山の座禅草も今年は株が少なく、花も小さい
かたくり山の水芭蕉の群生地では、水芭蕉の芽がたくさん出ていた。
そこで地元の人が、黙々と杉の落ち葉をかたづけていた。
尋ねると、ここにも座禅草が一輪だけ咲いていると言って、わざわざ案内してくださった。
それは小さい小さい座禅草だった。
尾根の遊歩道に登ると、東屋が有り、マンサクがずらりと咲いていた。
日差しがさんさんと降り注ぐのに、誰もいない静かな尾根に、野鳥の警戒する
鳴き声だけが響いていた。
補足、カタクリと水芭蕉は、3月下旬の同時期に見られるだろうとの事