ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「いつだったか・・・」優しいひとに、Ⅲブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月20日 20時18分05秒 | owarai
【コラム】
いつだったか、優しい人に
語って聞かせたことがあった。

十年以上も前の、男らしい人と
の恋愛の思い出。「失恋物語」は
すでに、水彩絵の具で描かれた

淡い風景画のようになって、そ
の絵にぴたりと合った額縁が
はまっていた。

過去にわたしが抱いた激情は、
優しい人に話すたびに角が取れ、
いつのまにか、手のひらに乗る
ほどの丸い化石になっていた。

わたしはときどきその石を膝の
上に置き、両方の手のひらで包
んで、温めながら、独りぼっち
の肌寒い夜をやり過ごしていた
のだった。

「そこまで思い詰めて、死のう
とするなんて、僕にはできない
だろうな。

でもそこまで誰かを思えるとい
うことが、僕には羨ましような、
でも怖いような気がする」
そう言ったあとで、優しい人は
わたしの顔を見て、微笑んだ。

哀しそうな笑顔だった。

「僕のためには、死んだりでき
ないでしょう?」
「わたしは柔らかな笑顔を作っ
て、言った。

「うん、できない」
だって、わたしはすでに、あなた
に殺され続けているのだもの。

死にたくても、死にようがない
じゃないの。底抜けに明るく、
そう言い放ってみたかった。

けれど、わたしは言えなかった。
どんなに面白おかしく、冗談に
言ってみても、その瞬間に、

悲しい現実がわたしに、突き
刺さってくるだけだとわかって
いたから。

・・・・・。


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


『彼を好きになって、新しい自分を発見する』ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月20日 11時51分42秒 | owarai
【コラム】

誰かを好きになるということ
は、新しい自分を発見する
こと。

ヒトを好きになると、驚くこと
だらけだと思う。

相手に対して新しい面を発見する
だけではなく、今まで知らなかった
自分と出会っていく驚きだ。

相手とつき合っていく中で、結局、
相手というのは自分の鏡になって
いく。

人生のあらゆることが、結局、自分を
見つけていくプロセス。

なぜ好きになったかとうことは、
本当はづでもいい。

好きになって、何を発見したかという
ことのほうが大事。

ぼくの内側にいるもう一人の僕は、
あなただったのかもしれない

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「ご馳走は深いアナのなか」ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月20日 05時03分14秒 | owarai
【コラム】

子どものころ、おばあちゃんから
こんな話しを聞きました。

「天国と地獄では、ご馳走は深い
深い穴の底に並べられるだよ。
長い長いおはしでそのご馳走を
食べるんだけど、

地獄の人たちは、うまいことご
馳走をつまみ上げても、おはし
が長すぎて自分の口に入れるこ
とができない。

だからいつまでたってもご馳走
はなかなかへらなかった。

ところが天国の人は、ご馳走
をつまみあげたらおたがいに
まず人の口に運んであげるから、

天国のご馳走はあっという間に
なくなって、みんなおなかいっぱ
いになったそうだ」

子ども心にも大切なことを教え
られたような気がしたものです。

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』