ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『期限切れの定期券』優しいひとへ Ⅳブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月21日 18時46分43秒 | owarai
【コラム】

そのころ、「思い出」を自分の
そばに置いたり、所有したり、
身に着けたりすることに執着
していてわたしは、

使いかけの消しゴムやボール
ペンや百円ライターをもらっ
て、それらを宝物のように大切
にしたり、

とにかく優しい人が使ったもの、
触れたもの、捨てようとして
いるものを、事あるごとに、

「それ頂戴」と言って、自分の
ものにした。

たとえばわたしは、優しい人が
使っていた定期券を、期限が
切れるたびにもらって、自分の
定期入れの中に仕舞い込んで
いた。

電車でキセルと間違えられた
とき彼の期限切れの定期券を
取り上げられそうになって、

わたしは悲しかった。

ただ、悲しかった。優しい人の
使った定期券。わたしに会いに
くるために使われた定期券。

離れ離れになっているなって
いるときはには、優しい人を
少しでも身近に感じていたいと
いうこと。そんなささやかな
願い。

そんな慎ましい願望が、なぜ
許されないのか。

幸いなことにわたしはその夜、
厳重注意だけで罪は問われず、
開放された。

けれども、わたしの大切な定
期券はすべて没収された。
わたしにとってそれらは、
掛け替えのないお守りだった。

わたしはいったい何を守ろう
としていたのか。

守るべきものはあったのか。
おそらくそれはわたしの
「思い出の――」
を守ってくれる、お守りだった。

わたしの暮らしていた部屋の中
なかで、亡くなったもの、失わ
たもの、を数え上げてみれば、
きりがない。

愛情も欲望も喜びも悲しみも、
空を飛べる鳥も、水に住める
魚も、思い出も、わたしの部屋
のなかではまるで死ぬために、

生まれてきたようなものだった。
そしてわたしは最後の最期(さ
いご)に、優しい人との生活を
失うことになる。

いいえ、失ったのではない。
自らの手で、わたしはそれを
葬ったのだ。わたしは妊娠し
た美しい希望を、葬るのと
同時に。

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


『結婚』  ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月21日 11時03分16秒 | owarai
【コラム】
<純粋な愛情>
白無垢の花嫁衣裳は何のため?

相手の色に染まるためではなく、
純粋な愛情の証し。

■キャンドルサービス
結婚披露宴でキャンドル
サービスを行うカップル
は多いが、その意味を
知っている人は少ない。

欧米ではキャンドル(
ろうそく)は愛の象徴で
「犠牲的献身」という
意味がこめられている。

自分自身を燃やし尽くし
て、まわりの人々に光と
ぬくもりを与えるからだ。


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「一緒にいて楽しい人になる」ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月21日 08時19分57秒 | owarai
【コラム】
どんな人になりたいかと
聞かれたら、

私は「一緒にいて楽しい人」
になりたいと答えると思い
ます。

そのためには毎日をボジテ
ィブに、楽しく生きたほう
がいい。
「あの人といたら、なんか
楽しいんだよね」

そんな感じで周りの人が
明るい気持ちになれる。
そんなポジティブさを身に
つけたいと思います。

ポジティブに生きるのは、
自分のためだけじゃないん
です。


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』

「疑問符」 ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月21日 06時09分58秒 | owarai
【コラム】
愛や恋心は、人類不変、永遠の
テーマには違いない。みんな戸惑い、
迷っているからこそ、語られていく
ものだと思う・・・・。

友達がイヤなメールをくれた。わ
たしの彼が、誰か知らない子と仲
良く歩いていたという。

人のことなんていいじゃない、と
思う。けれど、彼女には気になって
仕方ないのだろう。

馬鹿バカしいと思いながら、ふと、
不安が襲ってくる。

こういう気分がいやなのだ。恋に
はつきものといっても、ふっと
心の穴を突くような想いは、時々
ある。

ある日、思ってもみないことが
起きた。いつものように彼と喫茶
店で待ち合わせて、彼が、少し
遅れて席に着いたばかりの時だっ
た。

ウエイトレスが彼の注文を取りに
きて、去った直後、私たちのテー
ブルの横に、すうっと誰かが立
った。

彼よりも私の顔をじっと見つめて、
今にも泣き出しそうな気配だ。
それは、いったい何秒くらいの
時間だったどろう。その後

すぐ、その子は、くちびるを
かみしめて、想いを振り切るよう
に店のドアへ向かって走り、その
まま外へ飛び出していった。

私は、彼とその子の間でなにか
あったのかと疑いは持ったが、彼
の話を聞く限り、単なる先輩、後
輩同士で、少しやさしく教えてあげ

たりしたら、好意と勘違いされて、
うやたら、まといつくようになった
とのことだった。

「しょうがない。あなたはなにも
してないんだから、交通事故ね」
とは言ったものの、憂鬱になるのは
事実だった。

けれど、妙に、私は実感として、彼
が私のことで心くだいて悩んでいる
ことに、安心したりするのだった。

なぜだか知らない。でも、私と彼との
間に、誰も入る余地はないという確信
のようなものが、わいてきている。

電車が駅に着いた。改札口で彼は、今
日は家まで送っていくと言ったが、私
は「大丈夫」と言って、手を振った。

なぜか闘志のようなものも、わいて
きている。彼の信頼を得ているという
気分も強かった。心の中の疑問符が
解けた。

・・・大丈夫、私。守ってあげる、
あなたを・・・
と、つぶやく私がいた。

・・・◇・・・
恋における 信頼 確信 みたい
なものは

ほんの気分で 変りもする

だから ほんの気分で 生まれても
おかしくない

小さなアクシデントで 結束が
強くなったりする

???の繰り返しは
!!!に逆転することもある

愛って だぶん ???
!!! の きわどい勝負かも
しれない

負けたっていいじゃない

自分の中で!!!と思っている
限りは

ずっと ???? で いるより
いいに決まっている


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


『誰の責任』 ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年05月21日 04時46分44秒 | owarai
【コラム】

久しぶりに仲良し10人で集まる
約束をした。
9人が集まったのに、
あと1人だけが来なかった。

「あいつが来ないのは、自分の
せいだ」
と、9人中9人が考えた。
その一人にしたつらい仕打ちを
思いだした。

最後の一人が、紙袋をかかえて
やってきた。
「ごめん、ごめん、待ち時間に入った
パチンコであたっちゃって、やめれな
きてさ」

「自分のせいだ」
と、思い込んでいる悪いことのほとんど
は、あなたのせいじゃない。

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』