ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

NOと言わぬウこととYESと言わぬことの間にただような気持ちで   

2020年08月19日 15時59分34秒 | owarai
人の心は川の流れのように留ま
ることを知らない。片思いはそ
の先がほしくなります。

自分の気持ちを伝えたいと思うよ
うになるばかりでなく、わかって
ほしいと望むようになるのです。

それは苦しくて、少しせつない。

けれどそんな感情も、心を育てる
素敵なレッスンになるのです。
片思いも相思相愛の恋も、見つめ
るのは相手ばかりではないのかも
しれません。

もしかしたら見つめている相手の
向こう側に、自分の心を見てしま
うのでしょう。

情熱という名前の刃を振りまわす
ように恋をしていた頃を過ぎると、
誰にも告げず、相手に何も告げな
いまま人を愛することができる
ようになるものです。

その人の家のそばを通ると思い
だし、電話で話す機会があれば
少しばかりどきどきしながら話
してる。

誰に嫉妬するわけでもなく、た
だただその人を思い、幸せであっ
て欲しいと願う。

そんなふうに誰かを想うことが
できたとき、私は自分が少し大人
になったと思いました。

そして、通り過ぎたいろいろな
出来事が、色あせることなくそれ
ぞれの時代で輝いていたことを
知ったのです。

YouTube
COLOR ただ逢いたくて

https://www.youtube.com/watch?v=yHl6BQu863A

「青い鳥」

2020年08月19日 12時45分21秒 | owarai

青い鳥っていうのはみんなに
見えるとは限らない。人によって
見えたり見えなかったりする、
不思議な鳥。

世の中には、そんなふうに、人に
よって見えたり見えなかったりする
ものがよくあるんだ。

YouTube

松たか子 『つなぐもの』

https://www.youtube.com/watch?v=NLCpLBTpPc0



優しい色合いの、穏やかな青

2020年08月19日 11時41分40秒 | owarai

テーブルの上が果てしない荒野の
ように思われ、その向うに座って
いる家族がひどく遠くに感じられ
ることがある。紅茶の湯気。

孤独は、どんな「幸福な家庭」の
なかにもすきま風のように吹きこ
む。
そんなとき、口ずさむやさしい
言葉の一節。
他人もみな自分と同じなのだと
いうことを知るために。


YouTybe
Pat Metheny - Don't Forget 1996.wmv

https://www.youtube.com/watch?v=xPTsC8_-YJ0&list=RDxPTsC8_-YJ0



「たどる瞳」

2020年08月19日 08時33分40秒 | owarai
会いたくて 淋しい
あなたに 会いたくて淋しい

会えなくて淋しいではなく。
「あの日から・・・・ 」
心が落ちていく夜
谷底まで落ちていく夜

YouTube
【Official】Uru『ホントは、ね』Live Movie @東京グローブ座

https://www.youtube.com/watch?v=XKOouWjUy9k

会いたくて会うために会うそれだけでいいのにいつもためらっている

2020年08月19日 07時54分05秒 | owarai
雨が好きで、嫌いだ。
想い出が好きで、嫌いな
ように。

その男性(ひと)が、
大事で大事で大事で、
抱きしめることも、好きと
言うこともできず、じれったさが募り、
ぶん殴りたい気持ちにもなるけれど、
それももちろん抑え、
ただただ渾身のおやすみ、を
言うのだが、
それは、もう、どうしたって
どこにでもある、

「おやすみ」に聞こえて
しまうのだった。

YouTube
メロディーズ・オブ・ラブ  ジョー・サンプル

https://www.youtube.com/watch?v=qdOtJukcAxw

「砂丘のたもとにて」 ―1―

2020年08月19日 04時36分55秒 | owarai
音羽様
お返事がたいへん遅くなってしま
いました。

ごめんなさい。
その後、お元気ですか?
ちゃんと食べて、眠っていますか?

今朝、目を覚まして窓の外を見たら、
夜明けの空が、力強いまぶしい夏の
光に染まっていました。きのうまで
はまだ、春だったのに。ゆうべ、神
様が透明な大きな手で、ページを一
枚、めくっていったでしょうか。

うつむき加減で、はにかみがちな、
少女のような季節はわたしを置いて、
どこかへ行ってしまいました。
けれど、また一年待てば、春は必ず
わたしの空まで、もどってきてくれ
るでしょう。

きょうは右腕の調子がいつもより
良くて、痛みもほんの少しだけやわ
らいでいるので、いつもより読み
やすい文字で、いつもよりたくさん、
お手紙を書くことができると思い
ます。さっき、介護のボランティア
さんに頼んで、鉛筆を一ダース分、
削ってもらいました。

ボールペンやサインペンを握っても、
すぐに落っことしてしまうのに、
鉛筆なら、握れるのです。不思議で
しょう?

前置きが長くなりました。
どこから書き始めればいいのか、
もちろん覚えています。

あなたのお母さんに頼まれて書き
始めた手紙が、いつのまにか、わ
たしの青春グラフティになってき
ています。

音羽さんのリクエストに応えて、
片想いの初恋の思い出や、高校時
代、初めてできた彼氏のことや、
社会人になってからの色とりどり
な恋のこと、いろいろと書いてき
ましたけれど・・・・きょうは
その続き、ですね。

いよいよ、わたしの人生に、あな
たのお父さんが登場するのです。
ああ、なんだかわくわくしてき
ます。

心臓が、飛び跳ねているのがよく
わかります。お月様のなかのうさ
ぎみたい。喜んでいるのですね、
わたしと一緒に。

あの頃のことを思い出すと、胸の
なかにも、頭のなかにも、気持ち
がいっぱいあふれてしまって、ど
こから書けばいいのか、熱い涙の
洪水みたいなこの気持ちを、

ちゃんと言葉にして、紡いでいく
ことができるのかどうか、まった
く自信がありません。

「早く続きが読みたい」って、音羽
さんは書いてくれましたね。
砂丘に埋もれている貝殻を、そのか
けらを、ひとつふとつ拾い上げる
ようにして、ゆっくりと、時間をか
けて、毎日少しずつ、書いてゆきま
すね。

書き上げるのに何週間かかるのか、
何ヶ月かかるのか、まるで終わりの
ない旅に出るような気持ちですけれ
ど、この手紙の行く先にあなたがい
ることを縁(よすが)にして。


「順ちゃん」
あなたのお父さんの順作さんのこと
を、わたしはそう呼んでいました。