星くずの光がてらしだす
あなたの姿ばかりみている
若草色のおとといが
あなたと私を包みこむ
心から好き
空からふる
ふるえる涙
星くずの光がてらしだす
あなたの姿ばかりみている
若草色のおとといが
あなたと私を包みこむ
心から好き
空からふる
ふるえる涙
作家の城夏子さんは、「楽しく
死ぬための生き方」として、
次のように語る。
「楽しく死ぬためには、日々
を楽しく生きることだと、笑
って暮らすことを勧める。
楽しく生きるとは、どんな
生き方か。
庭にどこかの家の白い猫が
入ってきたら、『あれ、猫が
遊びに来た』と楽しみ、一
隅の薔薇が花をつけたら、
『あ、咲いた』と喜ぶ。
なんでもないことを心に留
めて、嬉しがるのである。
私にはそれが、性に合って
いるようだ。
一度しかない一生だから、い
い絵、いい音楽、そして文学
に、どぶんとつかり続けてい
だい。
笑って暮らそう。そして笑っ
て死んでいく」
この逆に、何事にも不平不満
ばかり言って、暗く暗く考え
て面白くもない一生を送る
人もいる。
どうせ同じ一生なら、私も
何事も笑い飛ばして生きて
いく城さんのように、
前向きに生きたいと思います
そのためには、物事には何事
も二面性がありますが、
明るいほうを眺めて生きる
ことだと思います。
「若いときは人間いかに生きる
生きるかということを考えます
よね。
年をとると、いかに生きるか
ではなくて、
いかに死ぬかということを
考えるようになります」
「病院で死ぬか、在宅で
死ぬかじゃありません、
誰に看取られて死ぬかなんです」
私の孤独は
光にとけるオリーブの木
のよう
さんざめく緑の中
私の思いは
このようなことを語り
あえる
だれかを求めて川を下る
ポートには草花が
青空からこぼれ落ちて
きたようにあふれ
孤独はつめたくすみきって
水晶のようにすきとおる
涙をこらえよ
恋はただ一度だけど
涙をこらえよ
泣くことはただ一度だけと
心に決めるように生きよ
私たちは まるで
おいつめられて逃げ場を
失った
二人のふるえる子供たち
どんな力を
殺せなかった
二つの強い心たち