ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

君が使いしタオルと気づく思いきり君の匂いをかいでしまって

2023年07月24日 13時05分34秒 | owarai

 

あまりにも好きで
その気持ちを
持ちこたえるのがつらかった

あまりにも好きだと
何も望めないんだね

あまりにも好きで
いっそ嫌いになりたかった
知らないままでいたかった

知らない頃には
もどれないけど

ずっと好きで
今も好きで

この好きは
何も望まないから
たぶん強く
守られる


恋しいと思えよ思え若者よ燃えるくちびる瞳に映し

2023年07月24日 13時03分28秒 | owarai

 

「ぼく」は主語です
「つよい」は述語です

ぼくは つよい
ぼくは すばらしい
そうじゃないからつらい

「ぼく」は述語です
「好き」は述語です
「だれそれ」は補語です

ぼくは だれそれが 好き
ぼくは だれそれを 好き
どの言い方でもかまいません

でもそのひとの名は
言えない


「抱擁」

2023年07月24日 13時02分07秒 | owarai

『オードリー・ヘップバーンの
生き方』
彼女の人生を貫いたもののひとつ
に「家庭」へのこだわりがある。

アンネ・フランクリンと同じ国、
同じ年に生まれ、幼いときの両
親の離婚が彼女に植えつけた

「家庭への憧れ」、これがあまり
に強すぎたために、もしかした
ら二度の離婚を経験したのかも
しれなかった。「守りたい」と

いう思いが強すぎて、それを
強く抱きしめすぎて、腕のなか
で壊してしまったのかもしれな
かった。

そんなオードリーが、最高のパー
トナーに出逢えたとき、選んだス
タイルが「結婚をしない」という
選択だったことを思うと、考え
深い。

歳を重ね経験を積んでおそらく
オードリーは、内面がゆたかに
養われ、物事の本質を知る力を
身につけたのだと思う。

服装などにも象徴される「表面
的なこと」を重視しないとうこ
とだ。財産のことなど、愛以外

のややこしい事柄を避けること
ももちろんあっただろうけ

けれど、「結婚」という社会
的な約束事を「表面的なこと」
に分類したのだろう。

オードリーが男性に求めた愛
は、性愛ではなく抱擁だった
気がする。そんなオードリー
を物足りなく思った恋人、夫
はいたかもしれない。

わからない。すべては組み合
わせの問題なのだ。

けれど、思うに女にはただ、
抱きしめて欲しい夜があるよ
うだ。

オードリーはことさらそんな
夜を多くもった気がする。

晩年、オードリーは息子の
ショーンに言った。

“愛は行動なのよ。言葉だけで
はだめなの。言葉だけですんだ
ことなど一度だってなかったわ“


番外編 「砂丘のたもとにて」

2023年07月24日 11時48分54秒 | owarai
 
 
 
音羽様
あたたかくて心強い、励ましの
おたよりをありがとう。
つらい日々を過ごしているはず
のあなたに、逆にわたしの方が
励まされました。

検査の結果も出て、あとは木曜日
を待つだけになりました。心身と
もに、準備はすっかり整いました。
だから、何も心配しないでね、わ
たしのことは。

それよりも・・・・・。
勇気を出して、思い切って書いた、
ぶしつけな手紙を、あのようにま
っすぐに受け止めて下さったこと
に、感謝します。

わたしの拙(つたな)い言葉が、
あなたの孤独、あなたの悲しみ、
あなたの苦しみを、ほんの少し
でも慰めたり、和らげたりでき
たのであれば、それはわたしに
とって、かけがえのない、

何物にもかえがたい、喜びであ
り、幸せです(なんだかいつも、
同じようなことばかり書いて
しまって、ごめんなさい)。

あなたからお手紙が届くと、泣
きたいくらい、嬉しくなります。
いえ、実際のところ、まわりの
人たちが呆れ果ててしまうほど
勢い良く、泣いてるの。だから
いつも笑われてます。

「よく、そんなに元気いっぱい
泣けるねえ」って。
順ちゃんからも、しょっちゅう
言われてました。
「いったいどっから出てくるん
や。そんなにぎょうさんの涙」

順ちゃんに奥さんがいるとわか
って・・・・別れなくてはなら
ないと思って、思って、思って、
でも別れられなくて、あきらめ
切れなくて、決心しては崩れ、

崩れてはまた決心する、そんな
日々が半年ほど、続いていたで
しょうか。

その頃は、まだそこまでわかっ
ていなかったと思うけれども、
わたしが別れるべきなのは、
ほんとうは順ちゃんでも恋で
もなくって、「わたし自信」だと
だったのだと思います。

なんていうんかな、鬼はわた
しのなかにいる、とでも言えば
いいのでしょうか。

ひとりぼっちの深海魚

2023年07月24日 11時47分55秒 | owarai

 

 

子どものころは、時間って無限に
あるものだと思っていました。

早く大人になりたい、なんて望ん
だりもしていましたが、それは自
分が、ずっと子どもでいるような
気がしたから、なんですよね。

人生が有限であることを、頭では
なく体で感じられるようになった
ら、そこからいよいよ生きること
が美しくなるのではないか、

生意気なようですが、私はそんな
ふうに思っています。
自分はいま、まだ中途半端で、や
や頭で理解している部類に入るの
ですが、そろそろ体でも感じはじ
めてもいます。

何百回、何千回、何万回と、あな
たと花火を見られるとしたら・・・。

それは嬉しいことでしょが、
やはり美しいことでは、ない
ような、そんな気がしま