愛の種

 
 猫がいる限り アセンションが止まらない
  

清水友邦 記事その2

2020-11-15 11:40:00 | 気になる記事
またまた、友邦さんの神記事を紹介

コロナで、手の消毒をさせられている、昨今の私たち   常在菌まで殺してますね

きになってましたが、友邦さんが見事なコメントをかいてくださってましたので、紹介しますね

🔻🔻🔻



人間の腸は約10mの長さがあって広げるとテニスコート1面分になります。

そこに1.5キログラムから2キログラムの重さになる500~1000種類、総数100兆個にも及ぶ腸内細菌が生きています。

ヒトの胎児は腸内細菌を持っていませんが、生後まもなく母親から腸内細菌を受け継ぐことなどで腸管内に腸内細菌を定着させ始めます。

その後、食物、免疫系、環境などさまざまな影響を受けながら成長していくなかで、徐々にバランスがとれた腸内細菌叢を形成して行きます。

腸内細菌は病原体の排除、食物繊維の消化、ビタミン類の合成、ドーパミンやセロトニンを合成し、脳に送っています。

脳内のセロトニン量が減少すると、精神状態が不安定になり「うつ病」になりやすくなります。

ドーパミンが減少すれば気力が減退し集中力や注意力や反応が鈍くなります。

免疫力のおよそ70%を腸内細菌が担っているといわれています。

細菌を忌み嫌う人がいますが腸内細菌がいなければ人間は生存できないのです。その細菌類の腸内環境を腸内フローラといいます。

この腸内フローラのバランスが崩れると免疫力が低下し、アトピーやぜん息、花粉症などのアレルギー性疾患さらに肥満や糖尿病、認知症や自閉症まで引き起こすことが報告されています。

太っている人は、バクテロイデスといったある種の細菌が少ないことがわかっています。痩せている人に腸内細菌を移植すると太ります。腸内細菌のバランスが変わるからです。

腸内フローラを整えることで免疫系が保たれ健康も維持されて万病の予防につながります。

現代人の腸内細菌の環境は悪化の一途をたどっています。産業革命以降、腸内フローラを破壊する小麦粉と砂糖の消費量が爆発的に増えたからです。

そして腸内フローラを整える日本人の食物繊維の摂取量は60年前に比べると3分の1の量にまで減少しています。

治りにくい病が増えているのは腸内フローラのバランスが崩れている事にもあるのでしょう。

すべての人には生まれつき自然治癒力が備わっています。

体の皮膚では共生細菌がウイルスの侵入を防御しています。

手を薬で殺菌すると皮膚の防衛機能が弱くなります。
またうがい薬で殺菌すると喉の粘膜免疫システムが壊れてしまいます。

呼吸器の免疫システム
https://bit.ly/36wwwlG

抗生物質を飲むと腸内細菌のバランスが壊れてしまいます。
多様な細菌が共生している環境ではコロナウィルスだけ増殖することはできません。

人には微生物による免疫システム があって必要によって共生と排除をして共生環境を維持しています。

細菌を征服すべき「敵」とする考えはもう時代遅れなのです。

仏教はすべての存在が空であると説きます。

万物は互いに依存して生じ、自立的実体性は関係性の中に消え去ります。

「私たちは細菌たちと長い進化の歴史を過ごしてきました。その過程で互いに助け合う仕組みを発達させたのです。腸内細菌と共に生きていることの本当の意味を知るべきです。私たちは腸内細菌と一緒になってはじめて、ひとつの生命体なのです。」シドニア・ファガラサン(免疫学の研究者)

腸内フローラ驚異の細菌パワー
http://kenkouiji.info/?p=969

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