久津間装蹄所ブログ

北海道江別市にある牛削蹄の老舗です。

学生アルバイト卒業

2021-03-19 | 道具
アルバイトに来てる酪農学園大学の学生さん
今年は3人巣立ちます。(全員の画像ありません)
在学中に二級認定牛削蹄試験を受ける事ができ、その後もアルバイトしてもらえた事は、レベルアップに繋がりました。
本当に助かりました。
ありがとう。
それぞれの道に行っても頑張って欲しいです。








加藤勇先生の直蹄刀

2021-02-22 | 道具

私の刃物造りのもう一人の師匠、

加藤勇先生の直蹄刀の製作動画を紹介します。

2016年に撮影したものですが、

北海道牛削蹄師会会報誌「北の蹄」第69号令和3年2月19日発行

で紹介するためにYouTubeに投稿し観られるようにしました。

興味ある方はぜひ見てください。

チャンネル登録よろしくお願いします。

加藤勇先生の直蹄刀動画


武生特殊鋼材さんの鋼で

2021-01-05 | 道具
久津間です。
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
近年私は年末年始の休みを利用して
趣味で削蹄道具を造っているわけですが、
昨年末に武生特殊鋼材株式会社様から鋼を仕入れる事ができ、V2と白2という鋼で鎌型蹄刀と
削蹄ナタを造ってみました。
薄い材料なので、一度地鉄を薄く延ばして鍛接してからの鍛造となりました。
削蹄道具としてこの鋼がどのくらいの焼き入れ、焼き戻しはまだ探りの状態ですが、
鍛造性に優れていて、焼き入れ性も良いかなと思います。あとは仕事始めに実際使ってみての感想になると思いますがコストパフォーマンスは良い鋼だと思います。
武生特殊鋼材株式会社さんの鋼は、
ある野鍛冶のYouTubeを見て知りました。
直接武生特殊鋼材さんに電話で問い合わせたところ、在庫のあるものならサンプルとして出していただける事となり22kgほどいただきました。
本来なら鋼材メーカーから鋼を仕入れるには、我々のような個人事業者には入れてくれないはずです。入手したいならロットごとの百キロ単位とかになるのですが、鎌型蹄刀の事、それを造る佐藤先生や鈴木先生にも是非提供したいと説明したりもしました。
弊社のホームページをご覧になって弟子の活躍なども知ってくれ、快く出荷していただきました。
武生特殊鋼材株式会社様ありがとうございました。
本当に感謝しております。














2020年もお世話になりました

2020-12-27 | 道具
久しぶりに投稿します。
2020年の営業も終わりました。
日頃ご贔屓にしてくださる生産者、関係者の皆様には感謝いたします。
今年は新型コロナウイルス感染拡大により
皆様の生活様式も変わりました。
さまざまな行事は中止になりました。
そんな中でも、昨年の全国牛削蹄競技大会で優勝した弊社の新知幸の優勝祝賀会を
2月23日に開催できたことが良かったと思います。
今思えば、雪まつりの後で、北海道の緊急事態宣言の一週間前のほんの一瞬のような日でした。
この日を選ばなければ出来なかったです。
未知なるウイルスに、開催まで悩みました。
北海道牛削蹄師会事務局の江口さんには、
やるべきか中止かを何度も相談しましたが、
「やるべきです!」
と後押ししていただけなければ決断できませんでした。
この集合写真を今見ると密である事に違和感を感じてしまう御時世となりました。
今では当たり前となりました感染予防対策をして、新年を迎えて、来年も仕事に励みたいと思います。
 




鎌型蹄刀作製見学に

2019-09-28 | 道具
弊社は北海道江別市にあり
酪農学園大学が近く
学生さんには祖父の代から
削蹄をお手伝いしていただいております。
今日は鎌型蹄刀を作製するのを見学したいと
ある学生から希望がありまして
久しぶりに打ちました。
知らない人が見れば
鉄くずや木っ端のような材料から
鎌の形にみるみる仕上がる事に
感動してくれて
私も安心しました。

見学者1人につき
彼の名前を刻印

切れる保証はありません。
まだ修行の身なもので。

今日は楽しい一日だったな


2014仕事始め

2014-01-07 | 道具
毎年仕事始めは曜日に関係なく7日から営業となっており
無事に仕事始めができました。
生産者の皆さん今年もよろしくお願い致します。

今年はなるべくブログ更新したいと思います。

御冥福を

2013-08-25 | 道具
22日に北斗市の川原義男先生が82歳で逝去されました

最後のお別れができませんでした。

始めて削蹄競技大会に出たあと、ビリから二番目の私に
模範回答の裏に図を描いて、削蹄の仕方を教えてくださいました。

その紙と

頂いた、先生が打った削蹄鎌を研ぎ直し、
当時を思い出しております。

御冥福をお祈り申し上げます。

馬のいた風景

2013-05-23 | 道具


馬のいた風景
ユベオツの風に吹かれて
斉藤俊彦 著

江別に馬がいた時代の話し、エピソードが書いてある本を、生産者宅で発見したので、読んでみると、

野幌の装蹄所 の初めに
久津間装蹄所 もあり、初代 良護が軍隊で装蹄をしていて装蹄所を開いたこと、副業の牛から現在の牛削蹄業へとなったこと、二代目 義一、 さらに自分が三代目として継いでいること、全国牛削蹄競技大会で優勝していること まで書かれていて驚きました。

さっそく購入したいとおもいます。