久津間装蹄所ブログ

北海道江別市にある牛削蹄の老舗です。

2020初詣

2020-01-01 | 行事

あけましておめでとうございます。
輝かしい新年が始まりました。

今年も地元 錦山天満宮に
親友の福田氏と子供達初詣

2020年も皆様にとっても良い一年になりますように。

今年もよろしくお願いいたします。

 


皆様よいお年を

2019-12-31 | 行事

2019年ももうすぐ終わりますね。

今年は初めての経験や濃い内容の年でした

2月に佐藤寛信先生の旭日双光章受賞の祝賀会がありました。

3月11~14 世界蹄病学会では昨年9月から準備していた、

日本独自の削蹄ツールである鎌形蹄刀の耐荷重試験で

既製品と佐藤先生の鎌との間に有意差を認めることができたのでポスター発表しました。

それはすべて英語で、その紹介を1分間英語でスピーチしました。

学会も英語発表も全くの初めてなので準備段階から緊張しました。

外国の削蹄師と友達になれた貴重な経験でした。

同じ月3月末にはアルバイトに来ていたダイスケの結婚式で

人生初めて来賓祝辞を述べました。これは本当に緊張いたしました。

6月は道央圏に初めての蹄の会「札幌の蹄の会」を発足しました。

発起人は酪農学園大学 阿部紀次 臨床教授、ジェネティクスの松井克広氏と私で立ち上げました。

道央圏の削蹄師、獣医師、生産者、学生、蹄にかかわるすべての人が参加できる良い会ができたと思います。

7月は酪農学園大学白樺祭にて2回目の削蹄デモンストレーションを行いました。

削蹄を知ってもらえる貴重な機会であります。

臨床獣医9月号に掲載のために「削蹄鎌の選択方法と錆びた鎌の対処方法」を準備して

弊社の紹介と日本独自の鎌型蹄刀、佐藤先生の鎌型蹄刀についても紹介でき

 

私も自作するときの仕上げのテクニックを錆びた時の対処方法として紹介しました。

削蹄師が臨床獣医の掲載できることは珍しく、誇らしいことであります。

9月は酪農学園大学では二回目の開催となる 北海道ブロック牛削蹄競技大会が開催され

弊社から出場の二人とも全国大会出場を決めました。

大学関係者の皆様には大変お世話になりました。

10月は酪農学園大学での2級認定牛削蹄試験が行われ、実技の講師として呼ばれ、

弊社のスタッフ全員で協力しました。

11月は 第61回全国牛削蹄競技大会で

弊社から出場した2名

新知幸選手が実技、学科の完全優勝!

東海林優選手が準優勝! 

同一会社のワンツーフィニッシュは史上初らしいです。

競技大会は全国の皆様から多大なアドバイスがあり優勝できるものであるため、

とても感謝いたします。

来年祝賀会になります。

 

これだけではありませんが、本当に今年は濃かったと思います。

また来年も躍進できるように頑張りたいと思います。

 


インターンシップ

2019-10-11 | 行事
本日まで3日間岩見沢農業高校生が
インターンシップとして来ていました。
何故削蹄に興味を持ったのか尋ねたら、
小学生の時にテレビで観てからとのこと。
NHKで道北菅原削蹄所を舞台に、入社間もない
渡辺君にフォーカスした内容のものでした。
私たちの仕事はあまり知られていないので、
メディアに出ることは良いことだなと思いました。
将来一緒に仕事するかもしれませんね。



酪農学園大学白樺祭削蹄デモンストレーション2019

2019-07-07 | 行事
酪農学園大学白樺祭で削蹄デモンストレーションを行いました。
天気にも恵まれ
たくさんの人が見に来てくれ大成功でした。
声をかけてくださった実行委員会の皆様、ありがとうございました。


酪農学園大学白樺祭 削蹄デモンストレーションのお知らせ

2019-06-28 | 行事
酪農学園大学の学園祭、白樺祭にて
2年ぶり2度目の削蹄デモンストレーションを
やることになりました。
一度目は好評でしたので今回も盛り上げたいと思います。
実行委員の案内が
牛の爪切りSHOW!!
となっておりますので
魅せないといけませんね。
もし時間のある方は
7月7日 11時〜
酪農学園大学インテリジェント牛舎前にどうぞ


反芻動物の国際蹄病学会

2019-03-14 | 行事
反芻動物の国際蹄病学会が東京浅草で3月11日から14日まで開催され行って来ました。
私は初めてポスター発表をしました。
この学会は英語なのでポスターもオーラルも全て英語です。英語のスピーチに対しては同時通訳がされます。
ポスター発表の紹介スピーチを1分間したわけですが、それも英語なので、昨年の9月から発表内容や英語対策をしてまいりました。
自分だけではできないので、酪農学園大学の阿部紀次教授のご指導のもと準備を進めてきて、英語に関しては行きつけの店で良く会うアメリカ人のマットに教えてもらいました。
全く初めての事だらけですが、なんとか発表することができました。
発表内容は日本独自の鎌型蹄刀の、既製品と手製の違いについてです。
私は佐藤寛信先生に鎌型蹄刀の作り方を教えてもらいました。その時に我々の作り方は首の強さがあると教わりましたので、既製品と強さを比べてみました。見事に先生の言うことが実証された結果となりました。
弊社の歴史、日本装削蹄協会、北海道牛削蹄師会、今もなお行っている伝統的な削蹄法、弊社の蹄病データ、削蹄ビフォーアフター、鎌型蹄刀の説明、強度実験、結果、佐藤寛信先生の紹介、そして私が彼から作り方を教わっていて、受け継いで行く意思を伝える。という流れです。

1分間スピーチは英語丸暗記で臨んだのでなんとかできましたが、いざ外国人と話そうと思うとなかなか英語は出てきませんし、話してる内容も少ししかわかりません。グーグル翻訳を使ったりして、なんとか会話ができたかな?と思います。
アメリカとイギリスの削蹄師と友達になることができたので、彼らにカッサク刀を作って送ろうかなと思います。

半年間少しずつでも準備してきたおかげで、楽しめることが増えたと思います。
次のミネソタにも行ってみたいと思うようななりました。

















佐藤寛信先生 旭日双光章受章祝賀会

2019-02-01 | 行事
昨年11月に佐藤寛信先生が旭日双光章を受章され、祝賀会が京王プラザホテル札幌で行われました。
佐藤先生は全国の装蹄師と牛削蹄師の師であります。護蹄においては獣医師の師でもあり、私達削蹄師の社会的地位を確立してくださった方です。
私は特に装蹄師でもあった祖父を知る佐藤先生から、二級認定牛削蹄師の試験を受けた時に自作の鎌をいただき、自分もいつか造たいという気持ちから、6年前に教えていただき、最近やっと少し造れるようになった経緯もあり、今回の受章は本当に嬉しく、誇りに思い、佐藤先生への感謝の気持ちが更に膨らみました。
佐藤先生は私達の商売道具、いわゆる金を稼ぐ道具である鎌形蹄刀を造っては無償でくださいます。それは多い時に年間400丁を超えて造るそうです。
佐藤先生いつもありがとうございます。
受章おめでとうございます。
これからもご指導よろしくお願いします。








2019初詣

2019-01-01 | 行事
あけましておめでとうございます。
輝かしい新年が始まりました。

今年も地元 錦山天満宮に
親友の福田氏と子供達初詣

自分は年男なのと
新年度を迎えると
弊社は70周年になる年なので
特別な年になりそうです

2019年も皆様にとっても良い一年になりますように。

今年もよろしくお願いいたします。

2018年営業終了

2018-12-29 | 行事
2018年仕事納めとなりました。
春に父の産業貢献賞受賞とめでたい話もありましたが、
今年一年を漢字で例えると
「耐」 になるでしょう。
今年は病気等での欠員が出たりと、今までにない大変な年でした。
しかしスタッフ全員と、削蹄師仲間やお客様の協力でなんとか一年乗り切れました。

個人的には全国牛削蹄競技大会で審査委員をさせていただいた事は、光栄であり責任を感じました。良い経験が出来たと思います。

また営業で追われて大変な中、大会に出場した新選手の同点ながらの準優勝は、準優勝の嬉しさと優勝を逃した悔しさ同時にわいてきたのを覚えています。紙一重で優勝を逃した経験は後に必ず生きます。
また自らの身体の事を考え予選から辞退した東海林選手も来年は期待できると思います。

営業では新しいお話をいただきながらも断るした出来なかった事が残念ですが、来春には戦力も整うので、少しずつ会社の体力を上げて行きたいと思います。

忙しいながらも新しい経験がたくさん出来たのは
財産になっていると思います。

また来年も宜しくお願い致します。




大友さん、部長、阿部先生

2018-08-23 | 行事
埼玉から大友さん達が 研修旅行で来ました。
今回で3回目になります。
この日に合わせた現場が 蹄角度調査で使いたいとの事で日装から桑野部長が。
「俺その委員長だから行っていい?」と
酪農大学 阿部教授
なんだか豪華な顔ぶれとなり緊張と楽しさのある現場となりました。

大友さんは今回で3回目なので単独保定も上達しており驚きです。というか凄いバイタリティ

夜は全員で食事
江別市野幌の遊楽街を堪能して頂きました。
削蹄話で盛り上がりました。





北海道B&W

2018-05-27 | 行事


今日北海道B&Wショウを見に行ってきました。
私たちが削蹄させていただいている牛が
グランドチャンピオンに輝きました。
生産者の管理、準備、のたまものだと思います。
そのうちの1つである削蹄もその牛のパフォーマンスを上げるために必要不可欠です。
素晴らしい牛たちを任せてもらい削蹄させていただける光栄さと、信頼されているんだという気持ちになります。
私たちは今は珍しくなりつつある単独保定での手切り。
ショウカウは肢を挙げて一鎌一鎌、姿勢をみてを繰り返す事が多いです。
綺麗に毛刈りをしてあると、助手に回るスタッフは腰につけた道具袋のベルトを外し、万が一にでも牛に擦り傷を与えないぞという姿勢を見せてくれます。
その姿勢が生産者にも伝わり、今回の素晴らしい牛も任せてもらえてるんだと思います。

グランドチャンピオンおめでとうございます。

北海道産業貢献賞

2018-02-16 | 行事
父の北海道産業貢献賞の授賞式で京王プラザに行きました。
ブリーダーひしめく道央で護蹄衛生の普及、
北海道牛削蹄師会発足から理事として、また後進の育成が認められ、この度の表彰となりました。
表彰式には北海道牛削蹄師会正.副会長、武内専務、江口事務局長も参列していただき、またお祝いの会食までしていただきました。
祖父の代から始めた牛削蹄を2代目として、自分に継ないでくれた事に感謝をいたします。

2018年仕事始め

2018-01-08 | 行事
毎年7日から仕事始めとなります。
いつも仕事始めをさせてくれる生産者と応援に来てくれるトヨに感謝です。
昨日から始め今日の昼で終わり
昼から次の現場に手をつけました。
新年から開幕ダッシュでき
幸先良いスタートを切ることができました。
生産者の皆様、本年もよろしくお願い致します。

2018初詣

2018-01-01 | 行事

あけましておめでとうございます。
輝かしい新年が始まりました。
今年も地元 錦山天満宮に初詣
親友の福田氏と子供達と一番に並び福男
今年は我が家的には次男が大学受験で勝負の時でしょうか
2018年も皆様にとっても良い一年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします。

東北ブロック大会

2017-08-23 | 行事

23日に開催された東北ブロックの
牛削蹄競技大会の審査員として
行ってまいりました

北海道ブロック大会の審査員はしたことあるものの、道外は初めて

東北6県からの代表選手を
全国大会へ繋がるブロック大会の審査

しかも東北は昨年、一昨年と
全国大会優勝者を排出
いわば今年三連覇がかかっているわけです。

過去に全国大会三連覇は
北海道が2006年に自分から始まり
北見 武田氏、十勝 道見氏と
やった経緯がありますが

今回審査の 強いオファーを頂いた
山形県の森会長からは

全国大会で通用する審査をしてくれ
の要望

確かに そうなのですが
改めて要望されると
緊張する審査となりました

牛の為にはスピーディ
選手の為には厳選がもとめられると思います。

至らぬ点はあったと思いますが
自分なりに精一杯審査させて頂きました。

自分はどう削蹄したかよりも
良い削蹄をする為にもどうするか
例えば、道具の置き方、牛の扱い方等から
削蹄は始まっていて、
それが牛の安全、良い仕事へ繋がるので

それを伝えたつもりであります。

万に1つでも危険かあるようなやり方をしていては、
人前でやる時など、特に
近年は全国大会優勝者は翌年に全国大会で
模範演技をやるわけなので
普段出来てないことは全国大会で恥をさらしてしまいかねないからです。

日本一は開催されれば
毎年1人出るわけですが
その1人をだすために
地区大会、県大会、ブロック大会、全国大会
会場誘致や準備して下さった方、後片付け等、たくさんの方々が携わります。
日本一を出すために
どんだけの人が関わっているか
わかっている人に
感謝できる人に
全国大会で優勝してもらいたいです。

今回の東北ブロック大会の審査員は
自分自信も大変勉強になった大会でした。

新庄祭りを明日に控え
北海道に帰るのが心残りではありますが
地元山形県の皆様に案内していただいた
資料館で祭りの様子の動画
優勝した山車を見られて感激いたしました

東北の皆様 開催地山形県の皆様
ありがとうございました。