久津間装蹄所ブログ

北海道江別市にある牛削蹄の老舗です。

東北ブロック大会

2017-08-23 | 行事

23日に開催された東北ブロックの
牛削蹄競技大会の審査員として
行ってまいりました

北海道ブロック大会の審査員はしたことあるものの、道外は初めて

東北6県からの代表選手を
全国大会へ繋がるブロック大会の審査

しかも東北は昨年、一昨年と
全国大会優勝者を排出
いわば今年三連覇がかかっているわけです。

過去に全国大会三連覇は
北海道が2006年に自分から始まり
北見 武田氏、十勝 道見氏と
やった経緯がありますが

今回審査の 強いオファーを頂いた
山形県の森会長からは

全国大会で通用する審査をしてくれ
の要望

確かに そうなのですが
改めて要望されると
緊張する審査となりました

牛の為にはスピーディ
選手の為には厳選がもとめられると思います。

至らぬ点はあったと思いますが
自分なりに精一杯審査させて頂きました。

自分はどう削蹄したかよりも
良い削蹄をする為にもどうするか
例えば、道具の置き方、牛の扱い方等から
削蹄は始まっていて、
それが牛の安全、良い仕事へ繋がるので

それを伝えたつもりであります。

万に1つでも危険かあるようなやり方をしていては、
人前でやる時など、特に
近年は全国大会優勝者は翌年に全国大会で
模範演技をやるわけなので
普段出来てないことは全国大会で恥をさらしてしまいかねないからです。

日本一は開催されれば
毎年1人出るわけですが
その1人をだすために
地区大会、県大会、ブロック大会、全国大会
会場誘致や準備して下さった方、後片付け等、たくさんの方々が携わります。
日本一を出すために
どんだけの人が関わっているか
わかっている人に
感謝できる人に
全国大会で優勝してもらいたいです。

今回の東北ブロック大会の審査員は
自分自信も大変勉強になった大会でした。

新庄祭りを明日に控え
北海道に帰るのが心残りではありますが
地元山形県の皆様に案内していただいた
資料館で祭りの様子の動画
優勝した山車を見られて感激いたしました

東北の皆様 開催地山形県の皆様
ありがとうございました。