久津間装蹄所ブログ

北海道江別市にある牛削蹄の老舗です。

皆様よいお年を

2019-12-31 | 行事

2019年ももうすぐ終わりますね。

今年は初めての経験や濃い内容の年でした

2月に佐藤寛信先生の旭日双光章受賞の祝賀会がありました。

3月11~14 世界蹄病学会では昨年9月から準備していた、

日本独自の削蹄ツールである鎌形蹄刀の耐荷重試験で

既製品と佐藤先生の鎌との間に有意差を認めることができたのでポスター発表しました。

それはすべて英語で、その紹介を1分間英語でスピーチしました。

学会も英語発表も全くの初めてなので準備段階から緊張しました。

外国の削蹄師と友達になれた貴重な経験でした。

同じ月3月末にはアルバイトに来ていたダイスケの結婚式で

人生初めて来賓祝辞を述べました。これは本当に緊張いたしました。

6月は道央圏に初めての蹄の会「札幌の蹄の会」を発足しました。

発起人は酪農学園大学 阿部紀次 臨床教授、ジェネティクスの松井克広氏と私で立ち上げました。

道央圏の削蹄師、獣医師、生産者、学生、蹄にかかわるすべての人が参加できる良い会ができたと思います。

7月は酪農学園大学白樺祭にて2回目の削蹄デモンストレーションを行いました。

削蹄を知ってもらえる貴重な機会であります。

臨床獣医9月号に掲載のために「削蹄鎌の選択方法と錆びた鎌の対処方法」を準備して

弊社の紹介と日本独自の鎌型蹄刀、佐藤先生の鎌型蹄刀についても紹介でき

 

私も自作するときの仕上げのテクニックを錆びた時の対処方法として紹介しました。

削蹄師が臨床獣医の掲載できることは珍しく、誇らしいことであります。

9月は酪農学園大学では二回目の開催となる 北海道ブロック牛削蹄競技大会が開催され

弊社から出場の二人とも全国大会出場を決めました。

大学関係者の皆様には大変お世話になりました。

10月は酪農学園大学での2級認定牛削蹄試験が行われ、実技の講師として呼ばれ、

弊社のスタッフ全員で協力しました。

11月は 第61回全国牛削蹄競技大会で

弊社から出場した2名

新知幸選手が実技、学科の完全優勝!

東海林優選手が準優勝! 

同一会社のワンツーフィニッシュは史上初らしいです。

競技大会は全国の皆様から多大なアドバイスがあり優勝できるものであるため、

とても感謝いたします。

来年祝賀会になります。

 

これだけではありませんが、本当に今年は濃かったと思います。

また来年も躍進できるように頑張りたいと思います。

 


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