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長野県東筑摩郡筑北村のマンホール蓋

2023-05-16 21:59:05 | マンホール蓋

※2023.05.16掲載 新規に掲載しました。

筑北村の経緯は、平成17年10月11日に本城村、坂北村、坂井村の3村が合併し、現在の筑北村が誕生しました。

なお、本城村は、明治8年の合併によって乱橋村・西条村・東条村・大沢新田村から本条村となりましたが、同15年にはもとの4か村に分離、同22年に再び合併し、本城村となりました。
坂北村は、明治8年に苅谷沢村・中村・青柳町村・竹場村・仁熊村・別所村・荻新田村が合併し阪北村となりました。なお、「阪」から「坂」への字の変更については定かでないようです。
坂井村は、明治8年に安坂村・永井村が合併し坂井村となりました。

筑北村は、長野県のほぼ中央部に位置し、県都・長野市からは電車で約30~50分、松本市からは電車で約20~40分に位置します。
北は千曲市・麻績村・長野市、東は上田市・青木村、南は松本市、西は安曇野市・生坂村に隣接し、総面積99.47平方キロメートルで、県内の市町村では49番目の規模となります。令和5年4月30日現在、人口は4.1千人超、世帯数は1.8千世帯超です。

村章は、筑北村の頭文字であるカタカナの「チ」を図案化したもので、さわやかな風が吹き渡る内外に開かれた村を表します。
大きな円は、村が円満であること、外部からの風と内部からの風が心地よく融合し、村民相互の融和と団結が地域を動かす活力となるようにとの村民の希望を表します。
また、風を受け翼を広げて飛び立つ鳥を表しており、全体的に筑北村の未来への希望と飛躍を表現します。

筑北村の花は「ツツジ」、木は「アカマツ」、鳥は「うぐいす」です。
                                 (以上は、筑北村HPより)

筑北村は、公共下水道処理は行われていませんが、農業集落排水施設が西条・東条・小仁熊・乱橋・坂井の5地区、林業集落排水施設が真田・中尾の2地区に設備されているようです。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
筑北村は、令和5年1月28日に第18弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
筑北村の花「ツツジ」、木「アカマツ」、鳥「うぐいす」がデザインされた農業集落排水事業のデザインマンホール蓋です。 古くから村のシンボルとして村民に広く親しまれているアカマツは、村内森林面積の約30%を占め、その林からは多くのマツタケが収穫されています。 筑北村は、2005年に3村(旧本城村・旧坂北村・旧坂井村)の合併により発足しました。 このマンホール蓋は現在も本城地域で使用されており、下部に小さく「本城村」と書かれています。 この蓋は、合併前の名残を残すとともに、筑北村の花木鳥が旧本城村から引き継がれた歴史を示す蓋であることが分かります。

最初は、マンホールカードに印刷されているデザイン蓋です。
こちらの蓋は「西城温泉とくら」の館内に展示されています。
なお、実設置されているカラー蓋は無いようです。

こちらは、上記のノンカラー蓋です。

こちらは親子蓋です。

こちらは小型蓋です。

こちらの小型蓋は、中央にカエルの顔、その上に「GESUIDOU(下水道)」その下に「OSUIMASU(汚水枡)」と表記されています。
筑北村(旧本城村)の表示はありませんが、農業集落排水に係わる宅内マスの蓋のようです。

旧本城村の概略は、
信州本城村は長野市と松本市のほぼ中間にあり、自然豊かな山間ののどかな村です。ここには古くから東山道が縦断し江戸時代からは善光寺街道が通りました。街道沿いの西条、乱橋は間(あい)の宿として栄え、今でも由緒在る文化財が点在しています。
面積は33.32平方キロメートル、人口は2.1千人強だったようです。
                   旧本城村HPより(国立国会図書館Web Archiving Project)

村章は、本城の「ホン」を図案化しているようです。(昭和53年10月制定)

                   
村の花は「ツツジ」、村の木は「アカマツ」、村の鳥は「ウグイス」です。

上記以外に、旧本城村で見つけたのは上水道に係わる以下の蓋だけでした。
こちらは仕切弁の蓋です。

以降では、旧坂北村で撮ったマンホール蓋を整理します。

旧坂北村の概略は、
松本盆地と長野盆地の中間に位置する筑北盆地の最東端に位置します。冠着山をはじめとする1,000級の山々に囲まれ、村域はすべて盆地内を流れる麻績川の流域で、その上流にあたる安坂川・永井川の川沿いに集落が点在していたようです。
面積は37.41平方キロメートル、人口は1.5千人強だったようです。     (Wikiwandより)

村章は、坂井村の「サ」と「S」を図案化しているようです。(昭和51年4月制定)

村の花は「ハギ」、村の木は「ミズナラ」、村の鳥は「ウグイス」です。     

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
こちらは、ご担当部署の方に案内して頂いた「坂井浄化センター」内にある展示用のカラーデザイン蓋です。
中央に通称「姨捨山」の「冠着山」、その麓には「クアハウス坂井」(現在、閉館中)と清流「安坂川」と「蛍」が描かれ、上部に村の木「ハギ」がデザインされています。
なお、実設置されているカラー蓋は無いようです。

こちらは、上記のノンカラー蓋です。

こちらは親子蓋(位置情報は36.455445,138.060594)です。

なお、グーグルマップ(2014年11月版)の位置情報(36.451781, 138.065302)付近に親子蓋が見えますが、実際に確認したところ下記の蓋に変わっていました。
ご担当者に確認させて頂いたところ、老朽化の対応で中蓋を交換しているとの事でした。

こちらは小型蓋です。

なお、旧坂井村と認識できる章などが表記された上水道に係わる蓋は見つけることができませんでした。
また、ご担当部署の方によれば真田・中尾の2地区に設備されている林業集落排水施設に係わる蓋も、旧坂井村と認識できる章などが表記され蓋は無いとのことです。

旧坂北村には、農業集落排水施設や林業集落排水施設が整備されていないとの事でしたので、まだ旧坂北村地区は訪問できていません。

以上で、長野県東筑摩郡筑北村のマンホール蓋の整理は終了します。

 

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