※2023.05.04新規 投稿
旧富士見村の経緯は、明治22年、町村制施行により、江戸時代から300年続いた田島、引田、横室、原之郷、小沢新田、時沢、小暮、皆沢新田、漆窪、石井、市之木場、山口、米野の13カ村が合併して富士見村が誕生しました。
そして、平成21年5月5日に、前橋市へ合併し富士見村は消滅となります。
旧富士見村は、群馬県の中央部、赤城山山頂から西南麓中腹にかけて位置し、前橋市、桐生市、沼田市、渋川市と接していました。
町の面積は70.42平方キロメートル、人口は平成20年3月31日時点で2.2万人、世帯数は7.4千世帯でした。
富士見村の名前は、旧村のどの村からも富士山を望むことができたことから、「富士見十三州」にちなみ、富士見村と名付けられたといわれいるようです。
旧村章は、富士見(三)村の輝やかしい歴史の伝承、村民(老若、男女)の和(輪)を強調、村の力強い発展を希う村民の豊かな心を表現しています。
村の花は「レンゲツツジ」、村の木は「クロマツ」、村の鳥は「キジ」です。
(前橋市HPより)
旧富士見村は、公共下水道と農業集落排水施設として米野地区、横引地区、市之木場地区、石井地区、富士見東部地区、白川東部地区の6カ所が整備されているようです。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
中央に村章、その周囲を四分割して村の花「レンゲツツジ」がデザインされています。
いずれも汚水蓋です。
こちらは枠に模様があります。
こちらは、プラスティック製の「公共マス」と表記されている小型蓋です。
以降は、上水道に係わる蓋です。
こちらは消火栓の蓋です。
こちらは空気弁の蓋です。
「ふじ見」の文字の上に〇「空」の表記があります。
こちらは「上水道」と表記された蓋です。
以降は、農業集落排水設備に係わる蓋です。
こちらは白川東地区で見つけた蓋です。
中央に村章、上部に村の花「レンゲツツジ」、中央左右に村の鳥「キジ」、下部に村の木「クロマツ」がデザインされています。
下部左に「農集排」、下部右に「白川東地区」の表記があります。
こちらは親子蓋です。
こちらは富士見東部地区で見つけた蓋です。
白川東地区と同様のデザインですが、下部左に「農集排」、下部右に「富士見東部地区」の表記があります。
こちらは引田地区で見つけた蓋です。
毘沙門亀甲模様に、中央に村章、上部は「農業集落排水事業」、下部に「富士見村引田」の表記です。
こちらは米野地区で見つけた蓋です。
毘沙門亀甲模様に、中央に村章、上部は「農業集落排水事業」、下部に「富士見村米野」の表記です。
こちらは石井地区で見つけた蓋です。
毘沙門亀甲模様に、中央に村章、上部は「農業集落排水事業」、下部に「石井地区」の表記です。
こちらは市之木場地区で見つけた蓋です。
毘沙門亀甲模様に、中央に村章、上部は「農業集落排水事業」、下部に「市之木場地区」の表記です。
こちらは横室地区で見つけた蓋です。
毘沙門亀甲模様に、中央に村章、上部は「農業集落排水事業」、下部に「富士見村横室」の表記です。
以下の二つの蓋は、前橋市と合併後に交換・新設された農業集落排水施設関係の蓋と思われます。
今後は、旧富士見村の蓋が前橋市の蓋に変わっていくものと思われます。
こちらの蓋は白川東地区で見つけた「集落排水」と表記された小型蓋です。
こちらの蓋はスリップ防止型で右下に「しゅうはい」と表記され蓋です。
まだ、赤城山大洞処理区に設備されている、特定環境保全公共下水道に係わる蓋を撮っていませんので機会を見つけて出かけたいと思っています。
以上で、その6.旧多勢郡富士見村のマンホール蓋の整理は終了です。