※2023.09.06更新 マンホールカード2種類、電線共同溝の蓋1枚、雨水枡の蓋2枚を追加しました。
※2021.06.23更新 区公式アニメキャラクターの「なみすけ」「ナミー」のデザインマンホール蓋3種類を追加
しました。
杉並区の経緯は、明治22年高円寺、馬橋、阿佐ヶ谷、天沼、田端、成宗 の6つの村が合併した際、新しい村名として「杉並村」が採用されました。その後、大正13年6月1日町制施行し杉並町となります。そして、昭和7年10月1日井荻町、和田堀町、高井戸町と合併し杉並区となり、現在に至っています。
杉並区は、武蔵野台地の上、東京23区の西端に位置し、おおむね方形で面積は34.06平方キロメートルと23区中で8番目の広さを持っています。一般に「城西地区」と呼ばれ、東は中野区、渋谷区、西は三鷹市、武蔵野市、南は世田谷区、北は練馬区と隣り合っています。令和2年3月1日現在で、人口は57.4万人強、世帯数は32.5万世帯強です。
杉並区の地名のおこりは、江戸時代の初め、成宗・田端両村の領主であった岡部氏が、領地の境界のしるしとして、青梅街道に沿って植えたと言われる杉並木があったことに始まります。
この杉並木は明治前になくなってしまいましたが、その後「杉並」の名は村名として採用され、町名、さらに区名となって現在に至っているそうです。
区章は、漢字の「杉の木」の字を図案化したもので、区制施行20周年を、記念し制定されました。(昭和27年10月1日制定)
杉並区では、区と区民の人たちの新しいシンボルとして、みどり豊かな福祉と文化のまちを目指す区の姿をあらわすコミュニケーションマークを作りました。(平成4年3月11日制定)
区の木は「スギ」、「アケボノスギ」、「サザンカ」です。(以上は、杉並区HPより)
杉並区の下水処理は、雨水と汚水を一緒に処理する合流方式を採用しています。杉並区内の区域により、新河岸水再生センターと落合水再生センターの2系統で処理されているようです。
区域の多くは、板橋区にある新河岸水再生センターで処理され新河岸川に放流されます。また、新宿区にある落合水再生センターでは処理後に神田川に放流しているようです。
杉並区は、令和3年11月5日に第15弾として2種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
(2023.09.06追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
荻窪にある「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」をモチーフに、杉並区公式アニメキャラクター「なみすけ」と「ナミー」を描いたマンホール蓋です。 アニメ制作会社が数多く集積するまちである杉並区が設置した施設で、アニメーション全体を体系づけて学び、体験し、理解しながら楽しめるよう展示がされています。 「アニメの歴史」から「これからのアニメ」までを紹介するほか、アフレコ等のアニメができる過程を楽しく体験できるコーナーもあります。 特定のアニメ作品を紹介する企画展示も随時実施しておりますので、蓋の鑑賞とともにミュージアムにもぜひお越しください。
こちらは、杉並区が令和2年3月9日に第12弾として最初に配布開始した東京都特別版となるマンホールカードです。
(2023.09.06追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
「阿佐ヶ谷七夕まつり」をモチーフに、杉並区公認アニメキャラクター「なみすけ」と「ナミー」を描いたマンホール蓋です。 なみすけは、アニメ制作会社が日本一集積する「アニメのまち杉並」で生まれ、妹のナミーと一緒に日々、区の魅力を発信しています。 「阿佐ヶ谷七夕まつり」は、旧暦の七夕に合わせて毎年8月上旬に開催されるお祭りで、大勢の来街者でにぎわいます。 地元商店街の商店主達が作る、その年ごとの流行やアイデアが詰まった伝統のはりぼて飾りや吹き流しが街中を彩り、たくさんの笑顔や活気が街に溢れます。 魅力たっぷりの阿佐ヶ谷七夕まつりに、ぜひ足を運んでみてください。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都の特別区(23区)の公共下水道事業は、東京都下水道局が管轄していますので公共下水道に係わるマンホール蓋のデザインは、下記のような共通のデザインですが、今後は区独特のデザインが増えて来るのかも知れません。
参考までに、上記蓋のデザインは、中央に東京都の花「ソメイヨシノ」が大きく描かれ、花弁の間に東京都の木「イチョウ」の葉、その周りを東京都の鳥「ユリカモメ」が囲んでいるデザインです。
また、上水道は東京都水道局の管轄となっています。
以下の蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、杉並区内に設置されていますのでこちらで整理します。
最初は、令和2年2月に設置された新しいデザイン蓋です。
東京都が実施する「デザインマンホール蓋設置・活用等推進事業」と連携し、区公式アニメキャラクターの「なみすけ」「ナミー」「なみきおじさん」と、区内のイベントや史跡を組み合わせたデザインマンホールを地域の観光資源の目印として、区内5カ所に設置しました。
なお、「なみすけ」は、地域への愛着を深め、杉並の魅力を発信する「すぎなみの輝き度向上」運動の一環として、平成18年に公募し、誕生した「すぎなみアニメキャラクター」です。
(杉並区HPより)
こちらは、「東京高円寺阿波おどり」をモチーフに、「なみすけ」と「ナミー」を描いたデザイン蓋で高円寺駅の北口と南口の2ケ所に設置されています。
・高円寺駅北口のサンドラッグ前(高円寺2丁目6番)
・高円寺駅南口のきらぼし銀行高円寺支店前(高円寺南4丁目27番)
こちらは、「阿佐谷ジャズストリート」をモチーフに、「なみすけ」と「ナミー」、「なみきおじさん」を描いたデザイン蓋で阿佐ヶ谷駅の北口に設置されています。
・阿佐ケ谷駅北口パサージュ阿佐ヶ谷前(阿佐谷北2丁目13番)
こちらは、「阿佐谷七夕まつり」をモチーフに、「なみすけ」と「ナミー」を描いたデザイン蓋で阿佐ヶ谷駅の南口に設置されています。
マンホールカードの座標点の蓋となります。
・阿佐ケ谷駅南口広場(阿佐谷南3丁目37番)
最後は、「荻外荘(てきがいそう)」をモチーフに、「なみすけ」と「ナミー」を描いたデザイン蓋で荻外荘公園南側に設置されています。
・荻外荘公園南側(杉並区荻窪2丁目43番)
こちらは、令和3年6月に新たに設置された3種類のデザイン蓋です。
最初は、杉並区上荻1丁目24番近くに設置された「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム×なみすけ・ナミー」のデザイン蓋です。
次は、杉並区上荻2丁目40番付近に設置された「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム×なみすけ・ナミー」のデザイン蓋です。
マンホールカードの座標点の蓋となります。
最後は、杉並区荻窪4丁目31番付近に設置された「大田黒公園×なみすけ・ナミー」のデザイン蓋です。
その他に、杉並区と識別できる「記号」や「文字」の入った蓋がありましたので、以下に整理します。
最初は、中央にコミュニケーションマークが入った共同電線構(CCBOX)の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありませんが、こちらも共同電線構(CCBOX)の蓋でしょうか。
(2023.09.06追加)
次は、雨水の側溝枡の蓋と思われます。
右蓋の中央部には、杉並『知る区ロード』のマスコットキャラクター「すぎまる」が描かれています。
こちらの蓋は、中央に区章が表記されています。
左蓋の下部には「IGS」(伊藤鉄工(株))の表記があります。
(2023.09.06追加2)
こちらは、杉並『知る区ロード』」沿いに埋め込まれている道標です。
「すぎまる」のデザインは、杉並区にちなんで杉の形をしたキャラクターが鉛筆と探検手帳を持って歩いる姿のようです。生みの親は、路上観察家として知られる「林丈二」さんとの事です。
最後は、基準点の蓋です。
左は三級基準点蓋(拡大となっていますが、サイズは右蓋と同様でマンホール蓋サイズではありません)、右は二級基準点蓋です。
以上で、東京都杉並区のマンホール蓋の整理は終了です。