龍ケ崎市の経緯は、明治22年4月1日町村制の施行により、河内郡龍ケ崎町の区域をもって、河内郡龍ケ崎町が発足します。明治29年3月29日河内郡及び信太郡の区域の一部をもって、稲敷郡が発足することにより、龍ケ崎町は稲敷郡の所属となります。さらに昭和29年3月20日稲敷郡馴柴村、大宮村、八原村、長戸村、北相馬郡川原代村及び北文間村を編入し市制施行して龍ケ崎市が誕生し、現在に至っています。
龍ケ崎市は、茨城県の南部、東京の北東約45キロメートル、筑波研究学園都市の南約20キロメートル、成田国際空港の北西約20キロメートルに位置し、東西約12キロメートル・南北約9キロメートルの市で、面積は78.59平方キロメートルです。
東は稲敷市・河内町に、南は利根町、西は取手市および牛久沼を挟んでつくば市・つくばみらい市に、北は牛久市に接しています。
人口は7.5万人を超え世帯数は3.6万強(令和6年7月1日現在)の人々が居住しています。
市章は、龍が3本のつめで玉をつかんでいる様子をデザイン化しています。天に昇る龍から、発展する龍ケ崎市をイメージしています。(昭和2年6月15日制定)
市の花は「キキョウ」、市の木は「マツ」、市の鳥は「ハクチョウ」です。
前置きはここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
龍ケ崎市の公共下水道は分流方式を採用しています。
下水道事業は、昭和50年度より霞ヶ浦常南流域下水道関連の龍ケ崎市公共下水道事業として事業認可を受けて整備を開始し、以降施設の整備を行ってきました。
現在、市内の汚水処理に関しては、流域関連公共下水道と農業集落排水の二種類の集合処理事業に取り組んでいます。
流域関連公共下水道は処理場を保有せず、茨城県が運営する霞ヶ浦常南流域下水道に接続して汚水処理を行う一方、農業集落排水は市内板橋町に建設した処理施設で汚水処理を行っています。
(以上は、龍ケ崎市HPより)
それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
最初はマンホールカードです。
こちらは、龍ヶ崎市で2種類目となる令和6年7月26日に第23弾として配布開始したカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
茨城県南に位置する6.5k㎡に及ぶ広大な沼「牛久沼」を背景に、竜ケ崎市のマスコットキャラクター「まいりゅう」と、市の木「松」、市の花「桔梗」、市の鳥「白鳥」が描かれた本マンホール蓋は、下水道への関心を深めると共に、「まいりゅう」の認知度向上を目的に製作されました。 「まいりゅう」は、市の伝統芸能「撞舞(つくまい)」の舞男になるため修行中の龍の男の子で、撞舞で使われる雨蛙のお面とたっつけ袴を着ています。 雨乞いや豊作祈願などの目的で行われる撞舞では、八坂神社祇園祭の最終日に根町の撞舞通りにて、高さ14メートルの柱の上で逆立ち等様々な妙技が披露されます。
こちらは、竜ケ崎市で初めてとなる令和元年8月7日に第10弾として配布開始したカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
龍ケ崎市の牛久沼の背景に筑波山をデザインし、龍ケ崎市のシンボルである市の木(松)・花(桔梗)・ 鳥(白鳥)を盛り込み製作されたマンホール蓋です。 牛久沼は、全域が龍ケ崎市にある沼でうな丼発祥の地といわれています。 冬には白鳥が飛来し、水面を優雅に泳ぎ、まばゆいばかりの純白の姿があたたかい市民の心を象徴しています。 松は龍ケ崎城主の土岐氏が治水の為に並木通りに植えた木であり、龍ケ崎の気候・風土にも適しています。 桔梗は、龍ケ崎城主土岐氏の家紋の花です。また、写真下部にある「汚」の字は、当時の市長の自筆によるものです。
それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、第10弾のマンホールカードに描かれたデザインカラーマンホール蓋です。
こちらは、カードの座標軸ではなく、JR常磐線竜ケ崎駅の東口の公衆トイレ付近で撮りました。
こちらは汚水蓋です。
こちらはノンカラーの蓋です。
こちらは雨水蓋です。
下部の市章の中に「雨」の文字が表記されています。
こちらは汚水蓋です。
下部の市章の中に「雨」の文字が表記されています。
右蓋は、枠に模様が付いています。
こちらは親子蓋です。
最初は、第23弾のマンホールカードに描かれたデザインカラーマンホール蓋です。
こちらは、JR常磐線竜ケ崎駅の東口のロータリー歩道に設置されています。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、プリントシールタイプの蓋です。
雨の日のスリップ防止のためのエンボス加工がされ安全性も考慮されているようです。
2019年8月に写していますので、こちらのデザインが上記蓋に反映されているようです。
JR常磐線竜ケ崎駅の東口のロータリー歩道に設置されていました。
以降は、規格模様の蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちら雨水蓋です。
こちらの蓋は、中央の市章の上に「雨」の表記があります。
こちらは、コンクリート枠があります。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、コンクリート枠があります。
また、中央の市章の上に「汚」の表記があります。
こちらは、スリップ防止タイプの蓋です。
上部に耐荷重量記号「T-25」、その右に長嶋鋳物(株)のロゴマークが表記されています。
また、右下に「おすい」の表記があります。
以降は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
最初は、亀甲模様の汚水蓋です。
こちらは、スリップ防止タイプの汚水蓋です。
こちらは、放射線状に長方形が組み合わされていいる模様の汚水蓋です。
こちらは、コンクリート製の蓋です。
中央に市章が表記されています。
こちらは、プラスティック製の蓋です。
中央に牛久沼を飛ぶ二羽の白鳥がデザインされ、その上に「龍ヶ崎市」、その下に「おすい」、さらにその下に「下水道工事指定店組合」の表記があります。
次は、市内板橋町に設備される農業集落排水施設に係わるマンホール蓋の整理ですが、
確認したところ、公共下水道に関わる蓋と同様の蓋との事でしたので、町内をまだ散策していない為掲載できる蓋はありません。
次は、龍ヶ崎市の上水道関係の蓋です。
ただ、市内の上水道は茨城県南水道企業団により運営されているようで、市内を散策しても上水道関係の蓋は茨城県南水道企業団のロゴが表記された蓋だけしか見つけられませんでした。
以下に、幾つか茨城県南水道企業団の蓋を掲載しますが、別途「茨城県南水道企業団」として整理します。
こちらは消火栓の蓋です。
こちらは制水弁の蓋です。
こちらは空気弁の蓋です。
こちらは排泥弁の蓋です。
茨城県南水道企業団(旧名称『茨城県南水道組合』)は、龍ケ崎市、取手町(昭和45年市制施行)、牛久町(昭和61年市制施行)、藤代町(平成17年取手市に併合)、江戸崎町(平成17年新利根町・桜川村・東町と合併して稲敷市)、美浦村の1市4町1村の水道事業に関する事務を共同処理するため、昭和37年に設立し、水道事業経営の認可を受けました。
水源は霞ケ浦、昭和39年9月に若柴配水場水系を完成させ、10月に龍ケ崎市、翌年9月に藤代町、12月に取手町、牛久町にそれぞれ給水が開始されました。
(茨城県南水道企業団HPより)
最後は、防火貯水槽の蓋です。
防火貯水槽の蓋は幾つか見かけましたが、龍ヶ崎市と判る表記がある蓋は見つけることが出来ませんでした。
こちらは、蓋の所在を判断できる表記がありません。
こちらは中央の章より、旧埼玉県北足立郡大和町(現:和光市)の防火貯水槽の蓋です。
こちらは、どこの自治体の蓋か判りません。
以上で、茨城県竜ケ崎市のマンホール蓋の整理は終了です。