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東京都昭島市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2024-09-18 22:59:45 | マンホール蓋

※2024.09.18更新 市制施行70周年の記念のデザインマンホール蓋1枚、規格模様の蓋3枚、越境蓋3枚を追加しました。
※2023.02.04更新 規格模様の蓋7枚、小型蓋2枚を追加しました。

昭島市の経緯は、昭和16年1月1日昭和村が町制を施行し昭和町となります。その後、昭和29年5月1日に北多摩郡昭和町と拝島村が合併し昭島市が誕生し、現在に至っています。

昭島市は、都心から西に約35キロメートル、東京都のほぼ中央に位置し、東・北は立川市、西は福生市、南は八王子市・日野市に接しています。面積は約17.34平方キロメートル、人口は令和元年5月1日時点で11.3万人強、世帯数は5.4万世帯強です。

市章は、黒字が「昭」を表し、内側の白地の4つの“マ”が「島」を表しています。そして、円によるまとまりによって、和と団結を象徴しています。(昭和29年5月制定)

市の花は「ツツジ」、市の木は「モクセイ」です。(以上は、昭島市HPより)

昭島市の下水処理方式は分流式(汚水と雨水を別々に扱う)です。
最終処理は市内にある多摩川上流水再生センター(東京都管轄)で処理されますが、センターの処理区域は、青梅市・昭島市・福生市・羽村市・瑞穂町の大部分 と立川市・武蔵村山市・奥多摩町の一部と広範です。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
昭島市は、2018年4月18日に第7弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
今から約200万年前、昭島周辺は海でした。 それを裏付けるように、昭和36年、市内の多摩川河川敷から、骨格がほぼ揃ったクジラの化石が発掘されました。 この化石は「アキシマクジラ」と呼ばれ、市民に深く愛される存在となりました。 そのような経緯から、今、市内にはアキシマクジラの看板やオブジェなどが散見され、足元には下水道課職員がデザインした本マンホール蓋が設置されています。 アキシマクジラは平成30年1月、これを新種だとする論文が学会誌に発表され、E.アキシマエンシスという学名が命名されました。 昭島市は今後、「くじらタウン昭島」の魅力を一層力強く発信していきます。

それでは、マンホール蓋の整理です。
昭島市が誕生してから令和6年5月1日で市制施行70周年となります。その記念事業として、また公共下水道事業の啓発のため、デザインマンホール蓋が新たに設置されました。
昭島市市制施行70周年の記念ロゴマークと昭島市通水開始60周年を記念して誕生したキャラクター「ちかっぱー」の後ろ姿、市制施行となった年「Since 1954」が描かれています。
設置場所は、アキシマエンシス(教育福祉総合センター)南側の歩道部分です。
 (2024.09.18追加)

次は、マンホールカードに描かれた「アキシマクジラ」を描いたデザインマンホール蓋です。
昭島市内には、こちらのデザインのカラーマンホール蓋が多く設置されていますが、マンホールカードに書かれた座標軸の汚水蓋は市役所前の歩道に設置されています。 
 

こちらは雨水蓋です。
左右で波の色合いが少し違いますが、経年による色あせ等かもしれません。
 
こちらは枠に模様があります。

こちらは汚水蓋です。
 
こちらは枠に模様があります。

こちらはノンカラーの蓋です。
こちらは雨水蓋。
 
 
こちらは枠に模様があります。

こちらは汚水蓋です。
 
 
こちらは枠に模様があります。

こちらの蓋には、「柴崎分水」と書かれています。
 
こちらは親子蓋です。

この
柴崎分水(立川分水)は、玉川上水から数多く引かれた分水のひとつで、1737年、現在の立川駅南西側にあたる、柴崎村の生活用水と農業用水として開削された水路のようです。
昭島市と立川市の境界にあたる、松中橋から分水され、立川市の南端で多摩川の支流根川に合流するまで、本流の全長は約8kmほどで、上流部では立川分水とも呼ばれていたようです。
松中橋から1kmほど開渠部が続きますが、その後は暗渠となり新しく出来た「むさしの公園」で少し開渠となっています。こちらの蓋は、「むさしの公園」近くの歩道、柴崎分水が再び暗渠となるところに設置されています。

そして、こちらは立川分水と書かれた蓋です。
こちらの蓋は、「むさしの公園」から暗渠となった用水を辿って、サンドラックに向かう細い道に入る付近の歩道に残っていました。

次は、もう一つのカラーマンホール蓋です。
昭島市のデザインマンホール蓋と言えば「アキシマクジラ」のデザインですがこちらの市の木「モクセイ」の花をデザインした蓋はかなり古い蓋のようです。

左が雨水蓋、右が汚水蓋です。
 
こちらはノンカラーですが雨水蓋しか見付けられませんでした。

以降は、規格模様と呼ばれているマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様のマンホール蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
 

こちらの蓋には、上部に「MH、2H、M、MS、MD、MD3、LS」の記号が、下部には「PAT」の記号が表記されている蓋もあります。
  
    

こちらは雨水蓋です。
(2023.02.04追加)
(2024.09.18追加)

こちらの蓋は、中央の市章の中に「雨」、「汚」の表記があります。
こちらは雨水蓋です。
こちらの蓋には、上部に「M、LS」の記号が表記されています。
 

こちらは汚水蓋です。
こちらの蓋には、上部に「M、2H、LS、MS、BLT」の記号が、下部には「PAT」の記号が表記されている蓋もあります。
    
(2023.02.04追加) 
(2024.09.18追加)

次は亀甲模様のマンホール蓋です。
写真では見ずらいのですが、こちらの蓋にも亀甲模様の中に小さな英字(L、N、P)や数字(1)が書かれた蓋があります。
こちらは用途記載のない蓋です。

こちらの蓋は、中央の市章の中に「雨」、「汚」の表記があります。
こちらは雨水蓋です。
 (2024.09.18追加)

こちらは枠に模様があります。
 (2023.02.04追加)
 
こちらは汚水蓋です。
こちらは枠に模様があります。
 

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2023.02.04追加)

こちらは汚水蓋です。
(2023.02.04追加)
こちらは枠に模様があります。
(2023.02.04追加)

こちらは、ひし形模様の蓋です。
東町1丁目内の路上で見つけました。
用途記載がないので、公共下水道関連の蓋ではないかもしれませんが掲載してみました。
(2023.02.04追加)

次は、スリップ防止模様の汚水蓋です。
こちらは雨水蓋(右下に「あめ」と表記)です。
こちらの蓋は、上部に耐荷重量を表す記号「T-25」、その右に虹技㈱のロゴが表記されています。

こちらは蓋は、上部に耐荷重量を表す記号「T-25」、その右にアクアインテック㈱のロゴが表記されています。

こちらの蓋もスリップ防止模様が違っています。

こちらは汚水蓋です
こちらの蓋には、右下に「おすい」の表記があります。

こちらの蓋は、上部に耐荷重量を表す記号「T-25」、その右に日本鋳鉄管㈱のロゴが表記されています。

こちらの蓋は、上部に耐荷重量を表す記号「T-25」、その右に虹技㈱のロゴが表記されています。

こちらの蓋もスリップ防止模様が違っています。

次はコンクリート製の用途記載のない蓋です。
 

こちらは、インターロッキングブロック型の角蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。
 

最後は、グレーチング(格子)模様の蓋です。
  
こちらは枠に模様があります。 
 
こちらは形が違いますが、蓋が歩道下に入り込んで設置されている為、全てを撮る事が出来ませんでした。

こちらは「うすい」と表記されています。
 

こちらは「おすい」と表記されています。

次は小型マンホール蓋です。
こちらは、前出と同じ「アキシマクジラ」のデザイン蓋です。
左が雨水蓋、右が汚水蓋です。
 

こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
(2023.02.04追加)

こちらは、コンクリート製の蓋です。
(2023.02.04追加)

次は雨水浸透桝の蓋です。

こちらは、雨水桝と思われます。

最後は越境蓋です。
こちらは、調布市のデザインマンホール蓋です。

こちらは、狛江市のJIS規格模様の蓋です。

こちらは、所在が不明です。
企業私有地の道路上に設置されている感じなので、企業が設置した蓋なのかもしれません。
 

以上で、下水道関係の蓋の整理は終了です。
次回、その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

コメント
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