老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都で、一番の、老舗は?

2008年09月18日 | 京都の匠 & 老舗

京都には、老舗と呼ばれる店が、実に多い。

そして、あまりにも、老舗が多いので

では、それらの老舗の中で、

一番の老舗(一番古くからある店)は、どこだろう ?

と思うことがある。

また、いつも、その前を通る

あの店は、随分古そうだが

いつ頃の創業のお店なのだろう ?

などと思うことも、、、、

そんなとき、便利なのが

下の、「京都時代MAP(伝統と老舗編)」。

京都時代MAP 伝統と老舗編 京都時代MAP 伝統と老舗編
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2007-10

たとえば、この本には

「老舗創業番付」、というリストが載っている。

相撲の番付表と同じ形式で表が組まれているのだが、

それによると、

東の横綱は、長保2年(西暦1000年)創業の、「あぶら餅の一和」、

西の横綱が、仁和年間(885~889年)創業の、「田中伊雅仏具店」。

番付表には、そうした老舗の名が、ズラッと並んでいるのだが、

京菓子の亀屋清永が三段目、

京唐紙の唐長にいたっては序の口、

というのだから

京都というのはとんでもなく凄い街だ。

この本には、このシリーズの「売り」である

「タイム・トリップ・マップ」

(歴史地図に、半透明の現代地図が重ねられていて、現代の在る特定の場所を、半透明の現代地図上で見つけ、その下を透かして見るか、半透明のページを持ち上げて見ると、そこに、昔、何があったことが分かる、という仕組みの地図)

も、もちろん、付いている。

また、本書の後半には、

京都の老舗、約300件について

創業の年や、住所、由来、タイム・トリップ・マップ上の位置

などがまとめて掲載されており、

京都老舗事典、としても使える。

京都時代MAPシリーズで

一番楽しめるのは、

この「伝統と老舗編」かもしれない。

京都時代MAP 伝統と老舗編 京都時代MAP 伝統と老舗編
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2007-10

「老後は京都で」~トップページに戻る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「京都一の傳・本店」(柳馬... | トップ | 京都時代MAP(伝統と老舗編) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

京都の匠 & 老舗」カテゴリの最新記事