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京都や東京の不動産相場について
このブログでも
これまで色々と書いてきたが、
少し個人的な話をすると、
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1997年~1998年、
山一証券や北拓、長銀、日債銀
といった日本を代表する
金融機関が相次いで破綻する
という日本の金融界にとって
未曽有の危機が起こり、
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国内の不動産市場が
凍り付いた
ような状況が続いていた中、
たぶん今が底なんだろう、、、
という判断のもと、
1999年、2000年と
東京(青山)に立て続けに
マンションを購入した。
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そして、
東京の不動産相場が
上昇に転じたのを
確認した後、
今度は京都に目を移し、
2003年に御池富小路
2005年には堺町六角
とこれまた立て続けに
マンションを購入した。
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京都の不動産市場は
当時、依然として
凍り付いたままだったが
東京の不動産相場が反転した以上
地方都市に波及するのも時間の問題
と確信したからだ。
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その後は、日銀が
国債のみならず
ETF(株式)や
REIT(不動産投資信託)
まで購入するという
(先進国の中央銀行では
例を見ない)
禁じ手まで使った
なんでもありの アベノミクス
による株や土地といった
資産価格の上昇、
空前絶後の インバウンドブーム
によるホテル建設ラッシュ
などに牽引された地価上昇、、、、
といった
アレヨアレヨの展開となったのは
ご承知の通り。
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私の方は
それらを見届けた後、
2017年に
京都のマンション
(御池富小路)を一戸売却し、
今年の春には
東京(青山)のマンションも
二戸のうち一戸を売却した。
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ちなみに、
東京(青山)と京都、
購入 → 売却の
投資成果はどうだったか ?
というと、
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京都の方は
ほぼ倍(200%)の値段で
売れたのに対し、
東京の方は150%
にしかならない、、、
という意外なものだった。
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要因は様々考えられるが
痛感したのは、
タワーマンションというかたちで
無尽蔵にマンションが供給される
東京では、
地価がいくら上昇しても
それがなかなか
マンション価格の上昇には
つながらない
のに対し、
高さ制限が厳しく
供給が限られている京都では、
地価の上昇がストレートに
マンション価格の上昇につながる
という2つのマーケットの
根本的な性格の違いだった。
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( 「その2」に続く )
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( 追記 )
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冒頭に掲げたのは、
京都の地価急騰を予言し
出版当時から随分と話題の
「誰も知らない京都不動産投資の魅力」
の 改訂版。
京都不動産投資のバイブル
のような本で、
京都不動産購入をご検討の方には
一読をお勧めしたい。
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誰も知らない京都不動産投資の魅力 改訂版 |
八尾 浩之 | |
幻冬舎 |
( kindle版あり )
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以下は、その内容紹介。
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インバウンド消費の増加に加え、
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本書では、そんな
京都における不動産投資の優位性を、
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京都不動産投資について、
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京都の投資用マンション分譲戸数
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著者について
八尾 浩之(やお ひろゆき)
大手不動産会社に10年以上勤務し、
多種多様な不動産関連商品の開発販売を手掛ける。
1992年に日本ホールディングス株式会社の設立に参加。
2011年、代表取締役に就任。
2018年から近畿中高層不動産協会の理事を拝命。
顧客最重要の姿勢を貫き、
京都の不動産投資会社を牽引している 」
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( kindle版あり )
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(インスタグラム版「老後は京都で」は→コチラ)