老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「鴨川物語~哀惜新選組~」

2010年07月16日 | 幕末の京都
鴨川物語―哀惜新選組 (徳間文庫)
鴨川物語―哀惜新選組 (徳間文庫)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2003-10

「鴨川物語~哀惜新選組~」は、

新撰組文学の草分け、

子母沢寛(しもざわかん)さんが、

晩年に書かれた作品。

三条河原で髪結を営む三人兄弟を中心に、

京の街に凄む市井の人々の視点を通して、

幕末の京都を舞台に時代を駆け抜けた、

新撰組、勤皇の志士などの姿を描いた小説。

歴史上の英傑といえども、

カスミを喰って生きていたわけではないから、

京都で生活していくうえで、

無数の人間に支えられていたハズであり、

市井のそうした人々は、

新撰組や勤皇の志士とかかわりを持つことで、

歴史の目撃者となっていく、

そうした事情がよく表現された名作だと想う。

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