八王子の片倉城跡へ行ってきました。JRの横浜線で八王子駅を出てすぐ隣、片倉駅で降りたら、はい到着です。
この城、案内板によると1400年代の後半に築城され、1500年代には廃城となったようです。実働、わずか100年間。ふたつの川(湯殿川と兵衛川)の合流点に迫り出した丘の上に築かれた中世の城館とのこと。
そして、確証はない、と断りながらも案内版には、大江氏や大江氏の末裔長井氏の在城の可能性あり…との説明も。
ご先祖・大江広元より分かれた、遠い親戚の方々がいたのかな?
まさに因縁浅からぬ城なのでした。
【本丸跡】
本丸跡は木々に囲まれていて、見晴らしはよくありません。もちろん、城が造られた当時は、そんなことはなかったのでしょうけどね。
【二ノ丸跡】
そして二ノ丸跡。こちらは本丸に比べ広々としていて、且つ視界も開けています。もちろん現在の話。
【本丸と二ノ丸の間の空堀】
本丸跡も二ノ丸跡もきれいに整備されていて、お弁当を持ってきて昼寝でもしたら気持ちいいだろうなぁ~。
片倉城跡へやって来たのは、かみさんが藤の花を見たいと言い出したのがきっかけ。なんでも片倉城跡は藤の名所だとか…という情報をどこからか仕入れてきたのですが、残念、ピークは過ぎていました。
去年の国領神社といい、今年の片倉城跡といい、藤には縁がないのかな?来年こそは!
城跡は公園として整備されていて、菖蒲田や蓮池、水車小屋など、大いに自然を満喫できます。近所の方でしょうか、絵を描いている人を何人も見かけました。夏の夜には蛍が舞うとか。
かみさん曰く、大いにマイナスイオンを吸収して連休明けの仕事に備えてね、とのことでした。