八王子市夢美術館で開催されている「浮世絵ねこの世界展」を観てきました。連休最終日は、明日からの仕事や学校に備えて家でゆっくりという人が多いのか、思った以上には混んでいませんでした(どんなに混んでも、都心の美術館のように激混みになることはないと思いますが…)。
そのタイトルの通り、江戸後期から明治にかけての、猫が描かれている浮世絵がずらり。
猫と言えば国芳。やはり彼の猫は、どこか愛嬌があり親しみやすいですね。当人も大の猫好きだったようで、江戸時代版岩合さん的な存在でしょうか?
明治時代に入ると、なんとなく猫も現代的な雰囲気になってきて、今、私たちが目にする絵画の猫に近づいてきます。国芳の愛嬌たっぷりの猫も好きですが、明治期の微妙にレトロチックな感じの猫もいいですね~。
ねこ展は5月13日(日)までの開催です。ちなみにその次は広重の東海道五十三次をテーマにした展示。浮世絵続きなのです。これまた楽しみです。
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