こんなことを最初に思ったのは、1990年作の韓国映画「将軍の息子」をケーブルテレビで見たときだ。植民地時代のソウルでの韓国人ヤクザと日本人ヤクザの抗争を描いた映画だ。見てびっくりしたのは、出てくる日本人がみんな礼儀正しくて、しかも公正であろうと努めていることだ。映画で一番の人格者は警察署の柔道師範の日本人警部で、つねに主人公を助けている。憲兵や陸軍将校までも礼儀正しい。憲兵は主人公と女性歌手をめぐってのライバルだが、権力をつかって卑怯なことをすることはない。むしろむちゃな主人公に惚れている女性歌手の身を案じている。日本のドラマでは軍人は民間人に横暴というのが通常の設定なのだが。敵対する日本人ヤクザの親分は日本人の子分も韓国人の子分も必ず最後まで面倒をみるので、韓国人子分も多いということになっている。この映画シリーズで唯一嫌われ役の刑事は最後には、創氏改名した韓国人ということであった。
日本人が最後に助けるというのは「美しき日々」だけではなく、集中放送の終わった「オールイン」でもそうだね。マイケル・チャンの愛人の日本人女性リエ(相田翔子似の人)が、イナにマイケルの資金がマフィアのものだと教えることによって、イナの生き方と命の両方を救い、それによってドラマはハッピーエンドとなる。リエが韓国人だったら夫(未届)を裏切ることになるこうした行為はしないだろう。日本人という設定だから身びいきよりも公正さをとったと思う。
「オールイン」ではこの他に日本人では、堅気とは思えない集団の若いリーダーがスヨンに求婚するが、ヤクザとは思えないほど礼儀正しく乱暴なことはしない。もちろん日本で放映されているのは日本人に不快な場面がカットされている可能性がある。しかしストリーが分からなくほどの改ざんは見られないのでそのことは小さいと思う。
ぼくは、こうしたドラマで見ると、韓国人の本音では、日本人は礼儀正しく、公正で、韓国を助けてくれるという共通意識があるのではないかと思う。
「オールイン」ではこの他に日本人では、堅気とは思えない集団の若いリーダーがスヨンに求婚するが、ヤクザとは思えないほど礼儀正しく乱暴なことはしない。もちろん日本で放映されているのは日本人に不快な場面がカットされている可能性がある。しかしストリーが分からなくほどの改ざんは見られないのでそのことは小さいと思う。
ぼくは、こうしたドラマで見ると、韓国人の本音では、日本人は礼儀正しく、公正で、韓国を助けてくれるという共通意識があるのではないかと思う。
昨夜「美しき日々」の最終回だった。チェ・ジウさん演じるキム・ヨンスが、最後に日本人ドナーの骨髄移植で助かりハッピーエンドとなった。
ついこの間までは、チェ・ジウさんの演ずるヒロインが、「天国の階段」では目の癌、「美しき日々」では白血病で、どうなるのかと思った。その時「美しき日々」とか「天国の階段」というタイトルはいかにもヒロインが死んでしまうようなタイトルに思え、二人ともアウトかと思ったが、「美しき日々」ではセーフでハッピーエンドとなった。
神いやシナリオ作家が、孤児で育って今は金持ちでない男と結婚したキム・ヨンスはハッピーエンドとし、チョンソは金持の家に生まれ超金持と結婚したから、最後に死んでしまうようにしたと思うのは、私だけ?
ついこの間までは、チェ・ジウさんの演ずるヒロインが、「天国の階段」では目の癌、「美しき日々」では白血病で、どうなるのかと思った。その時「美しき日々」とか「天国の階段」というタイトルはいかにもヒロインが死んでしまうようなタイトルに思え、二人ともアウトかと思ったが、「美しき日々」ではセーフでハッピーエンドとなった。
神いやシナリオ作家が、孤児で育って今は金持ちでない男と結婚したキム・ヨンスはハッピーエンドとし、チョンソは金持の家に生まれ超金持と結婚したから、最後に死んでしまうようにしたと思うのは、私だけ?