彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

議員なんてもうやめたい

2021年08月09日 | Weblog

員なんて、もうやめたい
~地方議員2万人アンケート

 

 NHK、2年前の選挙前の調査記事です。

そう言えば、何かアンケートが来てリアルに答えたような気がします。

以前にも取り上げたような気もしますが、、、改めて。

 

『初の「全議員」アンケート、やってみました』

「地方議員とは、どんな人たちでしょう。
 都道府県議、市町村議、東京23区の区議。関係ないよ、と言わないでください。」

・・・・・・・

「暮らしに直結するサービスを左右する議論などを、いつも行っているのが地方議員です。」

という出だしで、

( 議会によるのでしょうが、「いつも行っている」かどうかは・・・?)

 

「その数、3万2000人余り。

NHKは、今年(2019)1月から3月にかけて、

そのすべての地方議員を対象に郵送によるアンケート調査を行いました。」

 

「そもそも、なりたいという人がいないという、なり手不足の問題。
最近では、都市部にも広がりつつあります。」

 

「疲弊する地方議員

「まずは、アンケートの自由記述欄に書き込まれたメッセージを紹介しましょう。」

 

「私は、本来なら議員になるべき人材の多くが東京など、都市部に流出していると思います。
東京一極集中の弊害が、議員の質と量の両面で出ていると感じます」(40代町議)

 

   議員個人は疲弊しているのでしょうか?

議会そのものが「疲弊」しているとは感じます。

それは、議員個々の「質」の低下に「量」という定員減が拍車をかけているからです。

もはや行政のチェックを果たす機能がなくなりつつあるのではないのか?

思いつきの文句と、「質問」は違います。

勘違いしている可能性すらあるのかも知れません。(自分も含め)

そもそも議会の在り方が、時代に合わなくなってきているような気もします。

 

 行政は、議会がなくても県や国の指示でそれなりにやれます。

チェックの必要ない行政であればいいわけです。

行政を2重構造にして、行政内でチェックする体制があればいい。

議員がそこにチェックを入れるには、住民目線と現状、国の方向性を照らしていかなければならない。

地方の田舎議員はそれを一人で調査する格好になるので、質の問題は大きい。

実際には、行政の案件に詳しく食い付くことは不可能です。

だから「議会」という組織がありますが・・・・。

 

 「質」の劣化は有権者にもよく言われます。

「質問の中身」が劣化しているという意味が大きいのでしょう。

 

それはそうです。自分が議員やっているくらいですから。

 

質をカバーするために自分なりの努力はしているつもりです。

でもみんな「努力はしている」と思ってはいると思います。

努力の中身は十人十色ですが。

 

そこには、議員と有権者のギャップはありますが、

このギャップがかなり大きそう、、です。

 

「地方にいると都市部でやっている勉強会に参加するにも時間がとれず、断念してしまうことが多い。

地方は、すべてにおいて不利だと思う。常に迷いと悩みの中で、議員を続けている」(60代男性村議)

 

 「常に迷いと悩みの中で議員を続けている。」

まったく自分もそうです。

 勉強会の案内は、議会に何種類も年中来ています。

一人で行こうと思ったことは何回もありますが、近くて関東周辺以南。

行けそうでいて、議会や仕事、所属団体の関係などでぶつかりがち。

勉強会は時間が長く宿泊がともなう場合が多いので見事にぶつかり、何度も断念しています。

 

いつごろからか考えなくなりました。

そのかわり、盛岡の自治会館で年一回ありますが、毎回誰でもいいわけではありません。

7,8年前、三橋貴明さんが講師に来たときは感激でしたね(゜o゜)

アンケートの、同じ思いを感じている人はいるもんだなと驚きました。

 

「きちんと仕事してますか?

「議会としての役割は果たしているという答えが多数派を占めました。」

 

「この数年間、議会改革として様々な取り組みを行ってきた。

『議会』としての機能を強化する必要性を認識している議員は増えてきた」(30代男性市議)

 

へ~~。 「そう思う」が意外に多いなぁ。

まじめな議会のほうが多いという事ですね。安心しました。

 

「確かに、先進的な取り組みが注目を集める議会はあります。
でも、そういう議会ばかりでもなさそうです。」

 

「古参のボスの言いなり議員を、私は『何でも賛成議員』略して『NSG』と名付けました」(60代男性市議)

 

この方法が、何も考えなくていいし、この世界で楽できる知恵ですからね( `ー´)ノ

この60代の市議の方は、そういうことをできない人ですね。同じ人種です。

 

 

「問題議員を告発する

「同じ議会に、資質を問いたい議員がいる…あきれた議員の告発も目立ちました。」

 同僚議員に「浮いている議員」と言われているようなので、

自分は「なぜこの人が?」と思われている議員かも知れません。

自分から見たら、周りのほうが浮いているんだがなぁ(+_+)

 

みんなでお互いに「なぜこいつが?」と思っているのかもしれません。

7割という結果が物語っています。

もしかして、7割は「あきれた議員」?

 

「4年任期で1度も議会で質問しない議員がかなり存在することが、

市民に知られていないのは残念に感じる」(50代男性政令市議)

 

なんにもしない議員。これまた NSG

質問は最低限の、1人でも出来る議員活動と思ってやってきました。

有権者を欺こうと思えば、まあ、できなくもない。無関心ですから(失礼)

それでもNSGは不思議な人種だと思います。

意外と絶滅しないものなんですね。

 

「今、議員の成り手がいない、若者の参加がない!といわれるが、当たり前である。

努力する人ほど努力の割に評価と対価の無いのが地方議員だと思う。

有権者のみなさんも、もう一度地方が生き残るには?

そのために優秀な議員を育てるにはどうすればいいのか?と

自身にも問いかけて頂けたらと思います」(男性市議)

 

とてもそう思います。

でも、地方の生き残りは「議員が考えるべきもの」と有権者に言われそうです。

また、議員の「努力は正当には評価されない」は、同感ですが、

議員になって分かることなので、「なりて不足」とは関係ないですね。

 

住民には色々な立場があり、努力が悪意にさえ取られる場合もあります。

立場によっては、理解されない場合が多いのでしょうがないです。

 

 

 人は議長等になれば評価される。

なれない者は、「努力不足」とする変な物差しがある。

だから、議員はそこに力を注ぎたくなる。

 

地域課題よりも、いかに人より先に椅子を取るかが課題。

 

早く長く取った者が「努力」した人となる。

選挙のたびに、「議長になんねーば」という話になります。

自分:「それは目的でないし、結果としてなれればそれでいい。」

   「議員の目的が、議長になるためというのはおかしいでしょ。」

と支持していただく方々と揉めます。

結局、話がかみ合いません。自分の考えがおかしいのか?落ち込みます。

 

そもそも、議長になる方法が、正当でもないし、フェアでもない。

お友達が多いか、利害があるか・・・何かがある。

自分とは無縁だと思っている。

 

有権者は、無関心でも判断できる目に見えること、

分かりやすいことで評価するしかないので仕方のないことです。

 

アンケートの「優秀な議員を育てる」は不可能で、優秀な人がやるべきです。

その選択が不可能な状態が今の選挙の状況ではないでしょうか。

 

 

「地方議員はつらいよ」

「忙殺される日々ですが、達成感を感じる仕事だと思います。でも時々、

心の中にポッカリと穴があく気分になる時もあります」(40代男性政令市議)

 

達成感を感じることはありますが、結果として独りよがりだったと気づくことも。

達成感と喪失感、どちらが多いか微妙?

 

わたくしは最近特に、いつもポッカリと穴が空きっぱなしです(-_-;)

 

生まれ変わってもやりたいという人が3割近い。

逢ってみたいです。ちょっと驚きです(゜o゜)  

確かに、人心を掴み議員を活かし、組織をまとめて、議会の機能を最大限発揮し、

地域にも貢献する組織作りをできる議長は稀にいるようです。

そんな人かも知れません。

 


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1 コメント

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Unknown (チョ村民)
2021-08-12 15:52:19
村民が選んだ議員ですが
コロナ渦の中、朝からパチンコ屋通いの議員さん
そこで村民と情報共有でもしてるのかな
僕はまじめに仕事に取り組み、議員としても情報発信をして
議員の活動をやっていると思われる写真屋議員さんに一票!
頑張ってください
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