WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

二年ぶりに・・・

2013年04月16日 | 釣行日記

沖縄に上陸してきましたよ。もちろん、GT狙いっす。

 

昨年は台風に上陸を二回も阻まれて行くことすら出来ませんでしたが、

 

今年は何とか天候もまぁまぁ(のはず・・・・)で期待に胸ふくらませ

 

一泊二日の船中泊釣行を行いました。

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船宿は毎度の寄宮フィッシングセンターさん。寄宮5号艇の船長ツグミさんのガイドです。

 

クルーはたまたま沖縄に来ていたクツナさん。急遽、一緒に乗ってくれることになりました。Img_0742

 

朝8時過ぎに那覇北マリーナを離れた船は一気に粟国島まで走ります。

 

も風も弱く、快適な琉球の海。工程は2時間弱。

 

とりあえず仮眠を取って釣りに備えます。

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エンジン音がスローになり粟国島の北側のポイントに到着しました。Img_0743

 

初日は天気も良く波も穏やか。とっても釣りのしやすい条件です。

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しばらくポイントの流す筋を変えながら流しましたが、魚からコンタクトは無し・・・

 

どうも潮がゆるく魚っ気がないのとダイビング船で一杯なので

 

大きくポイントを移動。

 

一気に渡名喜島まで戻りました

 

しばらく水道の北側を流すがこちらも魚からの応答は無し・・・。

 

まさに最高の凪倒れ状態

 

まったく、来れたら来れたれでこんな凪倒れ状態で上手く行きません。

 

エサ釣りで底モノを狙っているメンバーもなんだかパッとしません。

 

まぁ、それでもポツポツと何かしらの魚は釣ってましたけど・・・。

 

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あっ、おじさんがオジサンを釣っていましたImg_0747

 

これしか釣れません

 

オジサンに好かれたおじさんっす

 

このあと、こいつをエサに泳がせてるといきなり大きなアタリが来ましたが、

 

瞬殺でぶっち切られてました。もしかしたらアカジンだったかもしれません。








Img_0745

 

もう一度、おじさんがオジサンを流すと、今度は良いサイズのオーマチさんが釣れました。

 

オーマチ=アオチビキっす。

 

沖縄の釣りでは珍しい魚でもないので写真も撮らず・・・。

 

今、考えると撮っておけば良かったっす。

 

だって全然釣れないだもん・・・・・・・

 

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またしてもパッとしないので今度は久米島のはての浜まで大移動。

 

こちらは潮も流れ、ちょっと釣れそうな雰囲気

 

リーフ際を潮に乗せて船を流していると自分の投げていたシュリガーラ135に

 

魚が出ましたが、歯形を残しただけでフッキングせず・・・・

 

大した大きさではなかったので、もしかしたら根魚かな?

 

しかしその後は何も無し。

 

はての浜を離れ、スーガマを流すがこちらもノーバイト。

 

結局、この日は自分は怪しい1バイトのみで撃沈っす・・・・・・・。

 

悲しい夕日が西の空に沈んでいきます。Img_0751

 

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「仕方ない。夜釣りでストレス発散するか」と意気込みましたが、

 

ここで悲しいお知らせが・・・・・。

 

船中泊ポイントが渡名喜名物のスリットがあるポイントではなく

 

水道側のフラットエリアに変更っす

 

「がーーーーーん

 

なにやら夜中にかけて風が強まる予報でスリット側はバタバタになるみたいっす。

 

これで夜のお楽しみの為に持ち込んだ仕掛けも役立たずの

 

ただの重たいお荷物と化しました・・・・・

 

夕飯前に何か釣れないかと懲りずに釣りをしてみます。

 

テンヤで探ると、二発大物を掛けましたが、全く歯が立たず、ぶっち切られました

 

この時、私は思いました。次はもっとテンヤタックルを強化してこようと・・・・・・

 

買ってきた冷凍サンマがもったいないので、タマン狙いの仕掛けでブッコミますが、

 

3キャスト3根がかりでとっとと撤収

 

仕方ないのでヤケ酒っす。

  

風がクソ冷たくて、ブルブル震えがきます。初めて沖縄の地で震えました

 

「ほんとに沖縄?」というくらい寒くて、釣りも早々に断念。

 

もうすることはふて寝しかありません。

 

そんな感じで初日は全くいいところなしで終わりました。

 

そんでもって、明けて二日目。

 

コンディションが良ければ、この日は鳥島まで走る予定でしたが、

 

ますます風が強まる予報で、鳥島は断念。

 

今回のツアーでメインイベントとしていた鳥島が行けなくなり、

 

メンバー全員、テンションガタ落ち

 

折れそうな心をなんとかつなぎ止めて二日目の釣りを開始っす。

 

天気は雨で、相変わらず寒いっす。

 

この日も渡名喜の水道から流し始めます。

 

しばらく流すと、うっすらとベイトが浮いてるのが確認できます。

 

観察していると下には大きな魚が付いているのがわかりました。

 

すかさずドンピシャのピンポイントにシュリガーラ135を打ち込んで、

 

ジャークしベイトボールの真ん中を通すとドカンッとGTが出ましたが、まさかの空振り。

 

そこから細かくジャークして誘うと追い食いしてきました。

 

ロッドに衝撃が走り、完全に食い込んでフッキングしたかのように思えましたが、

 

まさかのスッポ抜け

 

回収してルアーを確認すると背中側に歯型が思いっきり残っていました。

 

しかも歯の間隔からすると結構良いサイズっす。とことんツイテナイっす。

 

その後もベイトはポツポツと浮いていたりで、カジキがベイトを追い回していたりと、

 

昨日に比べると魚っ気がかなりあります。

 

しかしそんなコンディションでも魚からのコンタクトには結びつきません。

 

結局、渡名喜周りでは結果が出せず、慶良間に移動

 

時刻もお昼を回り、風雨も更に強くなり、コンディションは最悪になってきました。

 

もうスーパー土砂降りっす

 

それでも船長は考えられる良い条件のポイントに繰り返し、船を回してくれます。

 

自分はとにかくルアーを投げてバイトを拾うことを繰り返すしかありません。

 

慶良間の沖の沈み根が点在するポイントで、とにかくルアーを投げ続けます。

 

「ルアーが水に浸かってなければ魚は釣れない。」「投げなければ釣れない」と

 

心の中で念仏のように唱えて必死に折れそうになる心をつなぎ止めます。

 

「この潮の流れだったら必ずGTがバイトしてくるから

 

ツグミ船長のその言葉を信じて投げ続けるとその瞬間は突然やってきました。

 

このローライトの条件ではこのカラーだろうと思い結んでいた

 

シュリガーラ135MOGIオリジナルRHに全身を出して、

 

まるでマグロがジャンプするかのように真っ黒なGTがスーパーバイトしてきました。

 

バイトのジャンプが船に向かってきていたので、すばやくラインを巻き込んで、

 

フッキングをかまし、針に掛けることに成功。

 

それから巻けるだけ巻いて船長のフォローもありかなり出ていたラインも回収して

 

GTは船の下30mくらいで必死に根に入ろうと走っているのが分かります。

 

ドラグ9kg+ハンドドラグで必死に走らせないようにします。

 

これ以上走られたら根ズレでやられるのは分かっているのでとにかく耐えます。

 

この時点で魚はまだ根には行ってないのは分かっていました。

 

これ以上膠着状態が続くと次のワンダッシュで根に行かれるかもしれないので、

 

体制を立て直し、リフトしようとしましたがヤツも必死に抵抗しようとしています。

 

すると次の瞬間、「プンっ」とテンションがなくなりました。

 

やっちまいました・・・・・・・・

 

ダブルリーダーを組んだかなり上でリーダーブレイクっす・・・。

 

ゼイゴで切られたか?リーダーを尾に巻かれて切られたか?

 

ブレイクした箇所を確認したら根ズレではない感じでラインが潰れて、傷が入ってました。

 

完敗っす。ルアーがGTに掛かったままになってしまったのが申し訳ないっす

 

自力で外れることを願うばかりっす・・・・。

 

落ち込んでても仕方ないのでタックルを交換して釣りを続けましたが、

 

更に強まる風と雨であえなく撤収

 

今年の沖縄初戦は完敗のまま幕を閉じました。

 

唯一、収穫だったのは5代目に突入したポッピングダーターがかなり良い感じに

 

動くようになったこと。もう少し検証を重ねて製品化するか考えます。

 

今回はパッとした釣果もないし、大雨だったので写真がほとんど無いっす。

 

毎回、良くも悪くも課題の残る沖縄。でもこんな試練の海が自分は好きっす。

 

今回の借りは「初夏の逃避行2013」でリベンジっす。