釣れねぇ~ルアーの釣りを諦めて・・・
ライブベイトを使った釣りで
手堅く「高級食材」GETを目論み・・・
生きたイワシ使えばこんな俺でも釣れるだろう・・・と、
ナメた考えで行って来ました、
マハタ釣り
最近、魚運にめっきり見放されたこんな俺でも
愛の手を差し伸べてくれるかなと
今回は南伊豆・手石港の「愛丸」さんから出撃。
朝6時に出船です。
釣りするポイントは石廊崎沖、水深50~100mの根の荒い場所。
石廊崎周辺の断崖絶壁ってなんか好き
見てても飽きない景観です。
まぁ、釣りするときは岸なんか見てませんけど・・・
30分くらいで最初のポイントに到着。
水深60mくらい。
ドキドキの第一投目・・・
何もなし・・・
まぁ、まぁ、そんな甘くはありません。
流すラインを変えての第2投目・・・
ピクリともせず・・・
第3投目・・・第4投目・・・
しーん・・・
エサのマイワシも無傷のまま、船と海底を行ったり来たり・・・
そのままアタリも無いまま一時間。
活餌の神にも見放されたか・・・?
水深80m~100mのポイントを幾つか回り
ミヨシ側に陣取った仲間はキントキとウッカリカサゴを釣り上げる。
そいつらが食うと言うことは彼らのタナは低すぎだな・・・と言い聞かせ
焦る心を落ち着かせる。
マハタは根魚だから底ギリギリを狙うと思われるかも知れないが
実は狙うタナは底から3~5m上。
エサを探すハタは根の上を泳いでる。
しかし根が激しい所を釣るので
タナをうまくトレースするのが難しく、
ちょっとの気の緩みが根掛かりにつながる。
魚のアタリがないのに仕掛けを地球に三回ほど持っていかれ
仕掛けを作り直すことが続く・・・。
そのうちアタリの感覚も忘れたのか
オモリが根に当たった感触を魚が喰ったのと間違えてドキドキしちゃう始末・・・
他の釣り人も当たりがないようで
渋い状況、この上ない感じ。
時間はもうすぐ10時。
相変わらずお通夜みたいな船上の空気・・・
船長が浅場の水深50mのポイントに船を回す。
「ここはヒラメも混じるポイントです。」と
船長のアナウンス。
そんな中すぐにフジチンがヒラメを釣った。
とうとうベタ底の誘惑に負けて
俺もタナを低くして底から1~1.5mのラインを流し
ちょっとヒラメ狙い。
すると待望のアタリが出る
ヒラメ特有の食い込むのぉ~、食い込まないのぉ~の攻防を征し、
フッキングに持ち込む。
うれしさ半分、ベタ底の誘惑に負けた気持ち半分で何だか複雑な気分ですが
まぁ、ボウズは免れたと思い慎重に上げてくる。
アタリの出方から100%ヒラメと思っていたのに
上がってきたのは
なんと
マハタ
どんだけ渋いだよ・・・
マハタなら一気にガーンと持っていけよ
サイズはマメみたいですが何はともあれ
マメハタでもマハタはマハタ。一匹は一匹
。
少し肩の荷が降りました。
続いて、カトーが魚を掛けた
慎重に上げてくると
俺のより少しサイズUPのマハタが上がる
。
これで行ったメンバー皆、魚を釣ってボウズなし。
よかった・・・
私もベタ底に本気モードでやっていると
またしてもアタリが
なかなか食い込まないシブいアタリを何とかフッキングし
上がってきたのはウッカリではなく25cmくらいの普通のカサゴ。
これはこれでうまいのでキープッ
しかしカサゴですらシブいアタリの出方にかなり活性が悪いようです・・・。
その後、また深場のポイントに船を回し、
探っていきますが、
何も起こらず、尻つぼみにTIME UP・・・
良いのか悪いのか良くわからん釣行でした。
まぁ、今回は食べる楽しみがあるので良しとします。
早速、翌日実家に持ち込んでハタ鍋に
まずは解体。
三枚に下ろして
頭と背骨周りのあらは出汁を取るためにブツ切りに。
身は皮を引かずに大きめに切り分けて・・・
野菜やその他の具材とともにポン酢でいただきます。
身がぷりっぷりで超絶うまいっす。
もう一匹、釣ったカサゴは塩焼きで
こいつも激うまっ
〆は濃厚な出汁で作る雑炊。
酒と塩で味を調えて卵を加え、完成。
完食
やっぱり間違いないわ~、この釣りはっ
次は何釣り、行くべ・・・?