韓国東京五輪ボイコットしないってさ

韓国の東京オリンピックのボイコット宣言がいつ出るのかと待ちかねていたら、2１日、韓国文化体育観光省の黄熙（ファン・ヒ）長官が「東京五輪のボイコットは不可能だ」と、ボイコットしないことを正式に発表した。
ちょっと残念だが当然の帰結だと思う。

コリア・レポート編集長の辺真一の6月10日のレポートがあった。
韓国社会世論研究所（ＫＳＯＩ）が韓国「ＴＢＳ」から委託され５日から６日の両日にかけて行った世論調査で、ボイコット「賛成」は６７．６％、「反対」21.9％、「わからない」10.4％ということだった。
ところが実態は、18歳以上の男女1009人に電話アンケートを行ったが、回答率はなんと6.9％だったというのだ。10％にも満たない。
それをもとに「賛成」が多数という報道をしているのだ。韓国らしいと言えば韓国らしい。

深読みさせていただくと、939人が回答していない。「東京五輪のボイコットに賛成ですか？反対ですか？」という設問には反日のバイアスがかかっている。あえて「わからない」と答えなかったということは「反対」であることは明らか。しかし明言するのは差し支えるから「解答自粛」となったのだと思う。
改めて計算し直すと「賛成」4.7％（47人）、「反対」94.5％（954人）、「わからない」0.7％（7人）という結果になる。1人小数点の関係で行方不明だが大勢に影響ない。
圧倒的に「反対」多数である。

また青瓦台への請願にもついても、27日から始まって１０日の１１時現在、６万８５５９人と、伸びていないという。ボイコット賛同者は今月１日の時点での４万９２１６人から１０日間で１万９３４３人しか増えていない。１日計算で約１９３４人である。
　青瓦台への嘆願は６月２６日までの１か月間に２０万人に達すれば、文政権は対応しなければならないが、仮にこのままのペースだと、残り１６日間で約３万９４４人しか増えない計算となる。これでは２０人万人どころか、約半分の１０万人にも満たないというのである。
（わたしの計算では最初の3日間で5万人、続く10日間では2万人、残りの16日間で1万人いけばいいところだと思う。現在の数がわからないのが残念）

「性暴力を訴えて自殺した女性空軍兵士の両親の請願『愛する私の娘・空軍中士の無残な死の真相を明らかにしてください』は６月１日に始まり、今日までの１０日間で３６万９７３６人の賛同者を集めている。
　また、ソウル中央地裁は７日に日本企業に賠償を求めた元徴用工の訴えを却下する判決を下したが、判決に不服の関係者が翌日（８日）に起こした『反国家、反民族的判決を下した判事の弾劾を求める』請願は僅か２日間で２０万人を突破し、２６万４７０２人となっている。
　すでに５月１９日に終了しているが、女性の徴兵制度を求めた請願『女性も徴兵対象に含めてください』は２９万３１４０人に達していた」というのだ。

はじめから大統領候補者たちのひとり相撲だったんだね。