「おにぎり」より「カーネーション」か？

「おにぎり」ＮＨＫ連続ドラマ（主演橋本環奈）が始まったが、あまりワクワクしない。長丁場だから最初の内は仕方ないのかもしれないが、むしろ同じころに始まった再放送の「カーネーション」（主演尾野真千子）の方がいい。

わたしはこの尾野真千子のファンである。それもごく最近、この2、3年くらいのことだ。
何かの対談（Ａスタジオとかそんな番組）かなんかで見て好きになった。飾らないというか、ハキハキというか、シャキシャキしているというか、はっきりした性格のおもろいキャラクターに惚れたのだ。こんなん娘だった？と思ったのが最初。

その後、「虎と翼」（主演伊藤沙莉）の特集か何かで、ナレーションがありきたりの状況説明ではないと知って、さらにそれが尾野真千子によるものだと知った。
それまでナレーションは伊藤沙莉のこころの声で、本人のもとずっと思っていたのだ。時には叫び、時には主人公を戒め、自由自在のナレーションは痛快だった。
ますます、尾野真千子ファンとなった次第である。

「カーネーション」は見る機会はあったが、当時尾野真千子を知らずパスしてしまっていた。
（仕事に追われていたこともあったが・・・）
今回、再放送となって、どんなものかと見始めた。
服飾関係に進むのだろう。裁縫が得意だった糸子が初めてミシンと出会いときめく。
女学校をやめてパッチ屋（ミシンがある）で働きたいと、父善作（小林薫）に談判するが撥ねつけられる。さて、さて事態はどう進んでいくのか？

わたしは困難に遭遇して乗り越えながら成功していくドラマが好きだ。「どてらい奴」（脚本花登筺、主演西郷輝彦）なんかも大好きだった。これも支配人の武田なんかに意地悪されながら、艱難辛苦でっちから独立し大成功する話だ。
また、「高原へいらっしゃい」（原作・脚本山田太一、主演佐藤浩市）もおもしろかった。いろんな技能を持つ人たちをスカウトしていき、八ヶ岳にある経営難のホテルを立て直すというドラマだ。
ワクワクして見ていたものだ。（いけない！別の話だ）

「カーネーション」がそのような展開をするか分からないが、（調べればすぐわかるが、そうしない）しばらくｗ朝ドラで行こうと思っている。