最近腹の立つコマーシャルがある。協和ガスのCMである。沖縄限定のはずなのでご存知の方は少ないかもしれない。映像をアップできればいいのだが、その技術がないのが残念。
一年ぐらい放送されているはずだが、そのうち消えるだろうと思っていたが、好評なのかなかなか終わってくれない。
内容はこうだ。
出張から帰って空港に降り立った父親が嫁いだ娘に電話をかける。
「どうしたんだ。母さんが心配しているぞ。たまには顔を出しなさい」
娘は受話器を肩と耳で挟みながら洗濯物を取り込んでいる。
「わたしだって何かと忙しいのよ」
帰宅した父親、ダイニングで夕餉を前にくつろぎながら、
「さと子はまだ来ないのか。あれで嫁がよく務まるな」
と言いながら、味噌汁を一口。
「やっぱりわが家の味が一番だな」
とつぶやく。すると奥の台所から娘が突然現れてきて、
「そうでしょ。なんてったっておばあちゃん仕込みの味ですからね」
と言う。
だらしない父親の笑顔のアップ。
こんなストーリーである。親父は具志幸弘(誰!?)に似てダンディではあるが、嫁にやった娘をいちいち呼び出す無神経な親父、しかも、娘は洗濯やらで忙しくしているのに、母親をだしに使ってまで。
結局は、娘を呼び出して料理を作らせているだけではないか。旦那さんの食事はどうしたのだろう。「あれで嫁がよく務まるな」とはよく言えたものだ。おまえが一番邪魔しているじゃないか。しかも「おばあちゃん仕込み」ときた。母親は料理ができないらしい。
どこがほのぼのするか!!
自己中心的な親父と存在のない母親、その両者に挟まれたけなげな娘、悲しい家庭の実態を浮き彫りにしているだけではないか。
一日も早くこのコマーシャルのお蔵入りを願っている。
そんなことを、テレビを見ながらカミさんにぶちまけたら、「ふ~ん」だけだった。
一年ぐらい放送されているはずだが、そのうち消えるだろうと思っていたが、好評なのかなかなか終わってくれない。
内容はこうだ。
出張から帰って空港に降り立った父親が嫁いだ娘に電話をかける。
「どうしたんだ。母さんが心配しているぞ。たまには顔を出しなさい」
娘は受話器を肩と耳で挟みながら洗濯物を取り込んでいる。
「わたしだって何かと忙しいのよ」
帰宅した父親、ダイニングで夕餉を前にくつろぎながら、
「さと子はまだ来ないのか。あれで嫁がよく務まるな」
と言いながら、味噌汁を一口。
「やっぱりわが家の味が一番だな」
とつぶやく。すると奥の台所から娘が突然現れてきて、
「そうでしょ。なんてったっておばあちゃん仕込みの味ですからね」
と言う。
だらしない父親の笑顔のアップ。
こんなストーリーである。親父は具志幸弘(誰!?)に似てダンディではあるが、嫁にやった娘をいちいち呼び出す無神経な親父、しかも、娘は洗濯やらで忙しくしているのに、母親をだしに使ってまで。
結局は、娘を呼び出して料理を作らせているだけではないか。旦那さんの食事はどうしたのだろう。「あれで嫁がよく務まるな」とはよく言えたものだ。おまえが一番邪魔しているじゃないか。しかも「おばあちゃん仕込み」ときた。母親は料理ができないらしい。
どこがほのぼのするか!!
自己中心的な親父と存在のない母親、その両者に挟まれたけなげな娘、悲しい家庭の実態を浮き彫りにしているだけではないか。
一日も早くこのコマーシャルのお蔵入りを願っている。
そんなことを、テレビを見ながらカミさんにぶちまけたら、「ふ~ん」だけだった。
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