この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

鯖缶を超えるものはないのか?

2023-07-11 15:00:35 | 死ぬまでは健康でいたい
サバの水煮がいつしか高くなった。わたしの不飽和脂肪酸摂取のひとつだったのに。
代替品を探して「イワシ」を試してみた。以前楕円形の形をした「イワシの味付け」の缶詰があった。握りこぶしより大きかったが、103円ぐらいだった。ごはんの友にすることもなく、そのまま食べることが多かった。それも次第に値が上がり、いつしか見かけなくなった。
今回買った「イワシの水煮」はおいしくなかった。「イワシの蒲焼き」のマルハニチロはうまかったが、CGCのは甘すぎた。
すると、「鮭の水煮」があった。しかも378円である。「鯖の水煮」の「月花」と同じ値段である。
サバとシャケが同じ値段というのは驚いた。

わたしの兄が中学1年生の時東京に留学していた。「留学」というと大げさに聞こえるかもしれないが、昭和34(1964)年当時、世は東京オリンピックの年で沖縄は米軍統治下にあり、完全に外国だった。
「留学」というのも無理はないでしょ?ドルを換金して円を送金していたのだから。
兄は下宿していたが、育ち盛りだからお腹が空く、少ない仕送りの中から時々副食を買っていた。
いつものように「鯖缶」と思って会計をしたら、バカ高いことに気づいて吃驚したことがあった。どうも手にしたのが「鮭缶」だったようだ。
かように鮭缶は高かった。鯖缶の3倍ぐらいだったんじゃないか?それが同じ値段になっているのだ。

その鮭缶がどうして値段が上がらず、鯖缶に追いつかれてしまったのか、これはこれで興味深い問題である。
需給の問題なのか?物価の優等生の新しい出現なのか?としたら、大変喜ばしいことだ。
これなら鮭缶でいくしかないとさっそく食べてみた。
ところがさほどうまくない。「ヌーディーチーチー(喉の通りが良くない)」なのだ。
これでは代替品にはならない。
やはり鯖缶が安くなってくれるのを年金生活者は願うしかないのかねぇ。

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