Ryuchellの死

Ryuchell（27）が急死した。どうも自殺のようである。
Peco（28）のインスタグラムによると、11日の子どもの誕生日のお祝いに訪れているのは覚悟の行為のようでもあるし、子どものサマースクールが終ったら羽田に迎えにくる約束をしていたようでもあるから、衝動的な行為のようである。
おそらく両端で大きく揺れていたのだろう。
テレビで見ている分には自由に生きているように見えたが、Ryuchellなりに生きづらさはあったのかもしれない。こんなことになってほんとうに残念である。冥福を祈る。

報道によるとSNS上で誹謗中傷を受けていたらしい。それが引き金になったようだ。可哀そうに。自分だけでも生きづらさを抱えていたはずなのに、見も知らない、まったくの他人から誹謗中傷を浴びせられるなんて。なんという世の中だろう。
わたしはSNSをやらないし、ごく普通の一般人だから、こんな被害に合ったことがない。
だからごく当たり前のことしか言えないが。

この誹謗中傷をする輩の心理はいったいどういう風になっているのだろう。
匿名性に隠れているから、無責任ないいたい放題である。
有名人に対しては、嫉妬に満ちており、また、事件を起こした当人や家族に対しては、正義を振りかざして容赦がない。はたして自らは正しい行いをして生きているのだろうかと、問いたい。
案の定、事件後コソコソと自分のコメントを削除している。卑怯者の輩だ。
自分がその立場にあったら、彼らは耐えられるのだろうか？
まず、自分の身において鑑みることはないのだろう。
他人の痛みを想像すらしたことはないだろう。

では、このようなクズたちに負けないで身を守っていく方法はないのだろうか？
Ryuchellもアンチコメントを気にしないでいこうと考えたこともあったらしいが、無理だったようである。
じゃあ、インスタグラムなど止めちゃえばいいのだ。一切遮断していれば雑音も何も聞こえない。
フォロワー数を競う考えを捨てたらいい。
「イイね」が欲しったって、その代わりに誹謗中傷を食らったんじゃあつまらないじゃないか。
聞こえなければザワザワもしないから、その方がいいと思うんだけどねぇ。

それとも、ＡＩを使った機能で否定的なコメントは自動的に削除されるシステムがあればいいのかな？
誹謗中傷のコメントは闇から闇に捨てられて存在を抹消されるのだ。
誹謗中傷のやりがいがなくなって、商売あがったりになる。
この世は善意のコメントばかりになるのだ。しかし、いいコメントばかりになっては、人間だめにならないかい？