この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

「輸出管理は」愚策の極みか?

2021-07-09 08:12:00 | 日韓問題
2018年に日本がフッ化ポリイミドなどの3品目の輸出管理を行ったことに、朝日新聞の箱田哲也論説委員が「愚策の極み」と書いているらしい。(朝日新聞(2021年7月4日付)「社説余滴:3年目の『愚策の極み』」)
Yahoo!ニュースで見た時はどうでもいい話だと思ったが、韓国で大喜びしているというニュースを見て物申したくなった。
直接記事を見ようと思ったが有料会員しか見られないので引用された記事を参考にするが、悪しからず。

箱田記者は日本の輸出規制で韓国の企業が製造するようになって日本企業が損をしたということで愚策と言っているようだ。
そもそも輸出管理は輸出禁止ではない。きちんと使用目的が分かっていて管理できている企業には求める量をきちんと輸出している。輸出禁止のような表現は韓国側の言いがかりだ。
もちろん中には第三国経由で北朝鮮に流そうとする不届きな企業があってそこには輸出を許可していないと思う。(大丈夫だろうね?ザルになっていないよね)
きっとそのことで北朝鮮のミサイルが飛ばなくなっているんじゃない?まぁ、新型コロナの蔓延でそれどころでもないことはあるが。

さらに呆れたことには、徴用工判決による日本企業の資産差し押さえの金額以上に日本企業の損失が大きくなっている。だから愚策と言いたいらしい。徴用工判決による日本企業の資産差し押さえと「輸出管理」を同列に並べているところが、やはり韓国の大統領候補たちと同じで頭がおかしいんじゃない?
さらに、日本政府が腹いせに「輸出管理」の報復処置を取ったから韓国国内で製造できるようになって日本企業の損失につながっていると言いたいらしいが、大きな間違いである。
いくらか韓国で製造できるようになっているのもあるようだが、ほとんどできていない。輸出が減っているのは、引用されたハンギョレ新聞の記事にあるようにベルギーなどの国を迂回して輸入しているからである。(リスク回避の意味か?それとも胡散臭い使用目的か?まぁ、ベルギーの責任だが)
ところが日本のこの3品目、中国、台湾等への輸出が増えて好調だという。おそらくベルギーなどにも増えているに違いない。韓国への直接輸出が減っているというミクロで物を見てはいけないのだ。

そもそも輸出管理は報復処置ではない。これは韓国と朝日新聞の箱田記者だけが言っていることである。日本政府もそう言っていない。そう取られても構わないとは思っているようだが、基本的には北朝鮮への垂れ流しを抑えることが目的である。
もし、それが輸出の減っている真の原因だとしたらむしろ褒められて然るべき策じゃないか?
こんな提灯みたいな記事を書くから韓国が喜んで朝日新聞の旭日旗の社のマークにはまったく文句を言わないのだ。韓国の新聞か!?

暇なんだったら「輸出管理」の状況を取材して欲しい。
はたして、3品目の輸出管理の際求めた「3条件」を韓国はクリアしたのか?
(1)日韓の2国間での「政策対話」で信頼関係を築く。
(2)通常兵器に関する輸出管理態勢を整える。
(3)輸出検査にあたる人員拡充などの態勢強化という3点である。
日本が当初から指摘してきた最低条件だ。
ところがいまだに3品目の輸出管理やB国扱いが解除されていない。日本のせいなのかそれとも韓国側の問題なのかその辺をしっかり記事にしてもらいたいものだ。

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