血栓が曲者だった

日テレ24を見ていたら、新型コロナウイルスの患者にしもやけの症状がみられるとノースウェスタン大学が発表している。
凍瘡(しもやけ)は寒冷にさらされて体の先端部の毛細血管が収縮して細胞に栄養や酸素が届かなくなるために起こるといわれている。
新型コロナウイルスが血管壁にダメージを与え血栓ができてそれが毛細血管に詰まったとみられるようだ。

マウントサイナイ病院の重松朋芳医師は、新型コロナウイルスは血栓をつくり易い傾向が大きな重要な性質と語っている。
それが肺に起これば呼吸不全、腎臓なら腎不全などの腎障害、脳で起これば脳梗塞となってしまうと言う。
だから重篤になって亡くなる方が多臓器不全をおこしたりするのだ。
路上で亡くなった方は新型コロナウイルスによる脳梗塞かまたは心筋梗塞を起こしたのではないだろうか。注意するのは肺だけじゃないのだ。
マウントサイナイ病院では重症患者には抗凝固薬(血液が固まるのを防ぐ薬)を投与しているらしい。

この情報は大きな武器になるに違いない。各医療機関が血栓対策をとったら亡くなる人を大きく防いでくれるに違いない。
いろいろ分かってくるからうれしいね。
世界中の学者や医師が知恵を集めればきっと新型コロナウイルスをやっつけられる。