「あの人に会いたい」(NHK土曜5:40)という番組がある。すでに亡くなった方を取り上げて、過去のインタビューを交えながらその人を振り返るというものだ。
今朝は財津一郎さん(1934~2023)だった。
財津さんは大地主の家に生まれたが、戦後の農地改革で資産を失った。父親はシベリア抑留になっている。
中学時代、地主から没落した身の上からいじめを受けていた。
すると、恩師の高橋伯夫先生が、ある時「財津、麦踏みに行こう」と裏の畑に誘ったらしい。
サクサクと麦を踏みながら、先生は「財津、今お前はつらいだろう、つらいだろう」
「でも、今が勝負じゃなかとぞ」「いじめているやつに展望はない」「いじめられているやつこそ、それを乗り切ったときには強うなる」
「強く踏んだ麦ほど立ち直っていい実を実らせるとよ」
と、諄々と励ましてくれたらしい。
麦踏みにかけた励ましはより心に響いたことだろう。
今朝は財津一郎さん(1934~2023)だった。
財津さんは大地主の家に生まれたが、戦後の農地改革で資産を失った。父親はシベリア抑留になっている。
中学時代、地主から没落した身の上からいじめを受けていた。
すると、恩師の高橋伯夫先生が、ある時「財津、麦踏みに行こう」と裏の畑に誘ったらしい。
サクサクと麦を踏みながら、先生は「財津、今お前はつらいだろう、つらいだろう」
「でも、今が勝負じゃなかとぞ」「いじめているやつに展望はない」「いじめられているやつこそ、それを乗り切ったときには強うなる」
「強く踏んだ麦ほど立ち直っていい実を実らせるとよ」
と、諄々と励ましてくれたらしい。
麦踏みにかけた励ましはより心に響いたことだろう。
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