今、早実対中京高の試合をやっているが、一回の表の早実の猛攻は凄まじく、一挙に7点を取ってしまった。いったいこの試合これからどう展開していくのか。
明日はわがふるさとの興南高校の二回戦がある。相手は平成14(02)年に優勝経験を持つ明徳義塾だ。今年坂本竜馬で旬の高知県代表だからちょっと不安である。
興南高校のエースの島袋は春夏連覇についてマスコミをはじめ多くの人から耳タコで聞かされているのだろう。一回戦の鳴門の対戦の時には力が入り過ぎていた。押さえやろうとして逆に制球が乱れてピンチを招いていた。
100%の能力を引き出すには、100%の力をいっぱい出そうとしては駄目で、むしろ80%くらいの気持ちで行くのがコツである。島袋も押さえ込もうとするのではなく、バックを信頼して打たせて取るくらいのピッチングをすればいい結果が出ると思うのだが。
はっきり言って島袋では春夏連覇は無理だと思う。興南高校の優勝は試合数の少ない春だからこそ可能だったのだと思う。91年の歴史の中で春夏連覇は作新学院(昭和37年)、中京高(昭和41年)、箕島高(昭和54年)、PL学園(昭和62年)の4校だけである。(わたくし調べ)
また、夏春の連覇でも、広島商(昭和5・6年)、中京商(昭和12・13年)、法政二高(昭和35・36年)、池田高(昭和57・58年)のこれまた4校だけである。
あまり大きな目標を目の前にぶら下げないで、目の前の一勝、一勝に集中して欲しいものだ。
嫌なシーンがあった。13日の京都外大西対新潟明訓の試合のときである。バッターが新潟明訓の山本二塁手であった。ランナー一塁の場面で盗塁したとき、山本選手がキャッチャーがセカンドに送球しようと捕球したところを、遅れて空振りしてキャッチャーのミットを叩き盗塁を助けようとしたのである。スローモーションで見たら非常にうまい動作だった。主審はすぐさま守備妨害を取ってバッターアウトを宣告したが、こんなことまで練習させているのかと、思わず新潟明訓の監督の顔を見てしまった。
高校野球はせめてえげつないことはさせないでおこうよ。きょう日プロ野球でもこんなことしないんじゃない?
面白かったのは、11日の仙台育英(宮城)と海星(島根)の試合である。海星高校が押し気味の試合でこれは仙台育英の負けだと思っていたら、8回裏に田中選手がリリーフしてきた。もともとはエースだったらしい。熱中症で倒れて以来エースの背番号を木村投手に奪われていたようだ。骨折などの故障ならわかるが熱中症なんてすぐ回復するだろうしそれぐらいでエースの座を終われるなんて厳しすぎると思った。するとぴしゃりと抑えるではないか。横浜高校の松坂が準決勝で8回表からリリーフして一気に6点差を跳ね返した奇蹟の試合とまでは行かないが、勝負の神様は田中投手の次の試合を見たいと思ったのだろう。9回ツーアウトから明らかな凡フライを海星のセンターにエラーさせて、仙台育英が3点を取って逆転した。その裏、田中投手はぴしゃりと抑えている。
次回の田中投手のピッチングが楽しみである。意外に優勝はここかも・・・?
明日はわがふるさとの興南高校の二回戦がある。相手は平成14(02)年に優勝経験を持つ明徳義塾だ。今年坂本竜馬で旬の高知県代表だからちょっと不安である。
興南高校のエースの島袋は春夏連覇についてマスコミをはじめ多くの人から耳タコで聞かされているのだろう。一回戦の鳴門の対戦の時には力が入り過ぎていた。押さえやろうとして逆に制球が乱れてピンチを招いていた。
100%の能力を引き出すには、100%の力をいっぱい出そうとしては駄目で、むしろ80%くらいの気持ちで行くのがコツである。島袋も押さえ込もうとするのではなく、バックを信頼して打たせて取るくらいのピッチングをすればいい結果が出ると思うのだが。
はっきり言って島袋では春夏連覇は無理だと思う。興南高校の優勝は試合数の少ない春だからこそ可能だったのだと思う。91年の歴史の中で春夏連覇は作新学院(昭和37年)、中京高(昭和41年)、箕島高(昭和54年)、PL学園(昭和62年)の4校だけである。(わたくし調べ)
また、夏春の連覇でも、広島商(昭和5・6年)、中京商(昭和12・13年)、法政二高(昭和35・36年)、池田高(昭和57・58年)のこれまた4校だけである。
あまり大きな目標を目の前にぶら下げないで、目の前の一勝、一勝に集中して欲しいものだ。
嫌なシーンがあった。13日の京都外大西対新潟明訓の試合のときである。バッターが新潟明訓の山本二塁手であった。ランナー一塁の場面で盗塁したとき、山本選手がキャッチャーがセカンドに送球しようと捕球したところを、遅れて空振りしてキャッチャーのミットを叩き盗塁を助けようとしたのである。スローモーションで見たら非常にうまい動作だった。主審はすぐさま守備妨害を取ってバッターアウトを宣告したが、こんなことまで練習させているのかと、思わず新潟明訓の監督の顔を見てしまった。
高校野球はせめてえげつないことはさせないでおこうよ。きょう日プロ野球でもこんなことしないんじゃない?
面白かったのは、11日の仙台育英(宮城)と海星(島根)の試合である。海星高校が押し気味の試合でこれは仙台育英の負けだと思っていたら、8回裏に田中選手がリリーフしてきた。もともとはエースだったらしい。熱中症で倒れて以来エースの背番号を木村投手に奪われていたようだ。骨折などの故障ならわかるが熱中症なんてすぐ回復するだろうしそれぐらいでエースの座を終われるなんて厳しすぎると思った。するとぴしゃりと抑えるではないか。横浜高校の松坂が準決勝で8回表からリリーフして一気に6点差を跳ね返した奇蹟の試合とまでは行かないが、勝負の神様は田中投手の次の試合を見たいと思ったのだろう。9回ツーアウトから明らかな凡フライを海星のセンターにエラーさせて、仙台育英が3点を取って逆転した。その裏、田中投手はぴしゃりと抑えている。
次回の田中投手のピッチングが楽しみである。意外に優勝はここかも・・・?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます