スロージョギング

最近スロージョギングにいそしんでいる。ＮＨＫの「ためしてガッテン」という番組で紹介されたものであるが、時速４Ｋｍぐらいの歩くよりちょっと速いくらいのペースでジョギングするのである。これぐらいだと無酸素運動になって疲労を起こさせる乳酸の発生が抑えられ、長く走ることができるというのである。
騙されたと思ってやってみたらなかなかいい。ゆっくりしたペースなので息切れしない。わたしの場合、だいたい時速５Ｋｍぐらいのようで、３０分ぐらいを連続して走っている。頑張ればもっと走れると思うが、那覇マラソンに出るつもりもないので無理をしないようにしている。
それでもこの季節だからびっしりと汗をかく。その後のシャワーが気持ちいいし、さらにその後のビールがうまい。（発泡酒だけどね）

なぜ走るようになったのかと言うと、以前深酒をしても翌朝にはケロリとしていたのが、五十を過ぎたあたりから、寝ている時に胃液が逆流してきて何度寝返りしても納まらず苦い思いが続いていた。また、明け方には手や足の節々や甲が痛んだり、脚が攣ったり、全身状態の悪さが顕著になっていた。昨年の痛風もそのひとつである。
６月に検査を受けたら、総コレステロール２４６（基準値１５０～２１９）、γ‐ＧＴＰ１３５（７９以下）と高く、高脂血症、脂肪肝と宣告されたことが直接のきっかけになった。

もうすぐ三ヶ月が経とうとしているが、８６ｋｇあった体重が３ｋｇ減ってきた。皮下脂肪が取れてきているし、お腹周りもスッキリしてきた。少し小顔になった気がする。
数値がどう動いたか知りたいから、９月になったら検査を受けてみようと思っている。
昔、運動をして維持するような健康は不健康であるとナマイキなことを言っていたが、心を入れ替えたのも、おいしく酒を飲むために健康を保っておきたいと願うからである。