この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

アフガニスタンの難民を救え!

2021-08-25 15:57:17 | つれづれ記
アフガニスタンが大変なことになっている。
アフガニスタン紛争の歴史は古くて長いようだが、アメリカとは2001年9月11日の同時多発テロから始まっている。テロの首謀者であるアルカイダのオサマ・ビン・ラディンの引き渡しを拒絶したことから米軍の進行が始まった。当時タリバンはアフガニスタンの90%を掌握していたようである。一応国民に支持されていたのだろう。
それをアメリカ軍が侵攻して2カ月で制覇。そして2011年5月にアメリカ軍特殊部隊がパキスタンのイスラマバード近郊でビン・ラディンを殺害した。

これでアメリカ軍の大義名分は終わったので撤収するところだが、アフガニスタン政府は脆弱なためアメリカ軍はなかなか撤退できなくなった。
それから20年、2020年2月29日に米軍とタリバンとの和平合意がなされアメリカ軍は2021年春に撤収することになったという。
最近の報道でもアフガニスタンの国民の多くはタリバンを支持しているといった報道があったので、お互いにウインウインなのだろうと思っていた。
ところがこの混乱である。自らの撤退を繕うフェイクニュースだったのか?

これまでアメリカは世界の警察を自負していた。ソ連の崩壊までは頑張ったが時代は変わった。トランプではないがそんな経済力は亡くなったのだ。EUにも、日本にも、韓国にも莫大な駐留経費を求めるような体たらくになってしまったのだ。
まぁ、それは仕方ないことでもある。
これからは被侵略の懸念がある国が経費負担を負担していくしかないのかもしれない。

しかしタリバンは最低だ。
ネットで政略結婚をさせられたビビ・アイシャという女性が家から逃げ出したら家名を傷つけられたということでタリバン法廷も認めて鼻と耳をそぐ刑を受けている。21世紀の世界の話だ。
女性差別は韓国以上である。
米軍基地の周りにはタリバン兵から逃れようと民衆が押し寄せている。可能な限り全員を救ってほしい。

イスラム原理主義が何ほどのものか宗教に詳しくないわたしが言えることではないのかもしれないが、1500年前の天才かどうかは知らない奴が大昔に書いたものを金科玉条のように一言一句守っていくことがはたして正しいことのか?
時代はデングリ返るほど変わっているのだ。もしムハンマドが現代によみがえって来たらきっとまったく違うことを言うに違いない。
女性に対する時代錯誤の一点からして、イスラム原理主義者の脳みその無さと絶滅危惧種の証明をしている。

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