この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

元号と西暦を併記してくださ~い

2023-11-09 08:50:10 | 意見がありますけど
熊本市で在留外国人から元号表記は分かりづらい」ので、西暦との併記表記を行政に要望したことに対し、ネットで賛否両論が起こっているようだ。
反対派は、「なぜわざわざ外国人のわがままを聞いてやろうとするんだ?」、「お邪魔しますって感覚ないんだね外国人って」とか、「元号嫌なら帰れ国に」、「郷に入っては郷に従え」等の理屈ではなく感情的な反応ばかりで、あまり多数派とは思えなかった。
一方、賛成派(というより容認派なのかな?)は、「鎖国しているわけではないので。そこまで言う必要はないんじゃないかな」や「もうちょっとやわらかく言えばいいんじゃないかなと」と、やはり理屈はなく感情的になるなという同次元のレベルだった。これでは建設的な解決につながらないね。

たとえば「平成24年から今年の令和5年までは何年たっている?」と聞かれて、スッと答えられる人はまずいないんじゃない。
また、第1回東京オリンピックが行われたのはと問われ、昭和39年と答えられたとしても、西暦の1964年とすぐ答えられるのは沖縄県人以外いないだろう。
沖縄県民は、祖国復帰する前は米国(駐留軍)の使う西暦に慣れていたからである。
だから1964年から今年2023年は(2000-1964=36。36+今年の23=)59年後にあたっているとすぐ計算できるのだ。

最初の質問も平成24年が西暦で何年だったのかわからなくては答えようがないのだ。
正解は2012年。だから今年は11年後である。
わたしの長女は昭和60年生まれであるが、1985年というのを覚えているから、15と23で今年38歳になるとすぐ計算できる。
母が亡くなったのが平成14年(2002年)だから、23年-2年で満21年になるので、今年は22回忌とすぐ出てくる(満2年以降を3回忌と数えになる)。
わたしにとっては、元号をなくすことまでは必要ないと思うが、便利な西暦を併記してくれると助かるというぐらいなものだ。

私の日記も「令和5(2023)年〇月〇日」と表記している。少し面倒だが、その方が後々面倒が少ない。
 テレ朝ニュースの記事では「行政文書に元号と西暦を併記するべきという議論は、国内でも以前からあり、政府は西暦の使用も認めています。熊本県では、以前から西暦と元号の併記を原則としていますが、市でも今後、併記を進めることにしています」と結んでおり、前向に進んでいるようだ。
公文書の表記のことで国粋主義者になる必要なんてないよね。

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