この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

今時、学校健診って必要なの?

2024-06-20 12:57:10 | 意見がありますけど
6月7日群馬県みなかみ町の小学校の学校健診で、パンツを下げて下半身を見られたり、触診されたりしたと訴える児童が男女複数人出たという。中には泣き出す児童もいたらしい。
学校医は、「性徴を確認するのが、専門家の立場だ。外性器と陰毛の生え具合などを確認している」と説明した。学校医でいる限りは下半身の視診は続けるとした一方、「今になれば、事前に説明する必要があったと思う」とも述べたらしいが、そこまでの健診は許されているのか?ちょっと疑問である。
誰が「性徴」の確認なんか頼むものか。

また、5月20日には、神奈川・横浜の公立小学校で実施された健診で、4~6年生の男女児童計約100人について、性別を分けて上半身裸になって検診を実施したという。
普通、体操着か下着のまま健診が行われるはずだが、当該の先生たちは何を考えていたのだろうか?
小学校高学年にもなれば、女の子はおっぱいも大きくなってくる。恥ずかしくてたまらない話だ。

学校保健安全法施行規則第5条に基づいているらしいが、それには、「 学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資することを目的とし、子供の健康の保持増進を図るために実施するもの。 学校生活を送るに当たり支障があるかどうかについて疾病をスクリーニングし、健康状態を把握するという役割と、学校における健康課題を明らか にして健康教育に役立てるという、大きく二つの役割がある」としている。

そこで、「1 身長及び体重 2 栄養状態 3 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無 並びに四肢の状態 4 視力及び聴力 5 眼の疾病及び異常の有無 6 耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無 7 歯及び口腔の疾病及び異常の有無 8 結核の有無 9 心臓の疾病及び異常の有無 10 尿 11 その他の疾病及び異常の有無」を調べるということらしい。
現時点で先生方が健診結果を反映した指導をしているとは思えないのだが・・・。

これは戦後の公衆衛生や食糧事情が悪かった時代の遺物であると思う。学校給食も同様だが、これは貧困家庭の子どもたちにとっては救世主だから、義務教育期間は無償で提供して欲しい。
共働き家庭でも助かるしね。子育て支援の一環だと思えばいい。
しかし、学校健診については、児童ポルノや盗撮問題が問題化している時代にそぐわないのではないだろうか。校医にそんな趣味があるとはよもや思わないが、児童のストレスになることをやる必要があるとは思えない。
必要なら各自クリニックなどで健診を受けるといい。女の子は女医さんを選ぶとかね。
支援が必要なら、無料健康診断券を配り、学校に集約すればいいだろう。学校健診Noである。

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