パウゼ

かつて同職場で働き、今は離れて仕事をしている知人が三ヶ月の病休に入った。
診断書は三ヶ月だが、「・・・年内は・・・復帰は止めといた方が・・・」とは主治医先生の談。
メンタルな面での診断である。

信じられない。

（少なくとも私から見て）そんなタイプではなかったからだ。
そういう病とは一番遠いかと思っていた彼であったが・・・。

先日会ったときに、その痩せ様に驚いた。
そして、その饒舌なことにも。
一見、元気に語っているかのようであったが、どうも違う。
仕事の様子や自分のしていることを喋り続ける、その様子は以前とは違う、何か不安感を紛らわすかのようにも思えた。
毎朝、起きた時に頭がド～ンと重く、何にも食べたくないのだそうだ。

そして「薬を貰いに行くので・・・」と別れたのだが、その翌日（昨日）、「三ヶ月」との連絡を聞く。


まあ、ここはひとつゆっくりと心身ともに根っこから休ませて、ゆっくりゆっくりとまた本来の彼に戻ってくれればいいな。
どれだけ時間がかかってもいいじゃないか。
今まで十分よくやってきたのだから。