三重バッハ合唱団演奏会を聴いてきました(1)

　世の中はゴールデンウィーク最終日とやらだったか・・・。
　関係ないけど、我が家にとってもまんざらでもない「連休期間」だったかも知れないなぁ、と思えるここ数日でした。

　今日は、年に一度のお楽しみ、三重バッハ合唱団の演奏会を聴いてきました。
　昨日は妻の御贔屓ウインド・オーケストラの定演、一昨日は三男の送迎と、３日間連続の津市往復運転でした。

　いいのかな？？？

　主治医先生には、「毎日、ゆるりと過ごすように」と言われてて、「車の運転はいかがでしょう？」って聞いた時も「いいよ」とは言われていないのに・・・。
「まあ、やめときな」みたいなことは言われたような・・・どうも、あまり憶えていないや。

　とにかく、無事に聴きに行けてよかったです。
　自分はともかくとして、私の入院以来、妻の調子がガタ落ちで、つい１週間ほど前までは、ほとんど期待していませんでした。
　ここでも「行けたらラッキー」とも書いたと思います。
　その妻が、三男を自宅に呼ぶ前あたりから、少しずつ調子上向いてきて、昨日は、ほとんど「行けない」と思っていたウインド・オーケストラの定演を聴きにも行って(もちろん、全プログラムは無理なので第１部だけでしたが)、そして、今日は、私が三重バッハを聴くことができました。

　チケットは、入院中の３月に友人Ａが病室に届けてくれました。
　団員のＭさんから託されたとのことで、本当にありがたいことだと思いました。
　あのあと、チラシをすぐに病室に貼っておいたのですが、看護師さんや病室の掃除に来てくれる人たちから、「コンサートですか？」とか、何度も聞かれました。
　私はそのたびに、
「これ、毎年，聴きに行っているんですよ。今年も行くつもりです。」
って、言ってました。
　ある時、ある看護師さんが
「行けるかなぁ？・・・・」
って、独り言のように呟いたの、今でも覚えています。

「ほら、ちゃんと行ってきたよ。」って、今、教えてやりたい気分です。

　今年のプログラムはモテット「主を讃えよ。全ての異邦人よ」と、クリスマス・オラトリオの第１部～第３部というものでした。
　今年も、バッハの鳴り響く空間に身を置いて、壁面に映されたテキストを見ながら、その音楽に丸ごと身を任せることの幸せを味わって帰ってきました。

　コンサートの感想については、またあらためて書く予定です。
　今日は、ちと疲れましたので、これにて失礼いたします。


　チケットをお世話下さったＭさん、どうもありがとうございました！