昨日は次男ケン、２７歳の誕生日でした

　昨日２４日は次男ケンの誕生日でした。

　施設入所して、やがて４か月になろうとしているケンですが、向こうの生活にはすっかり慣れたようです。
　しかし、機嫌の上下行があるのは家に居たときと同じで、特に寝起きの悪い午前中に「荒れる」ケースがあるとのこと。
　これは入所したからというより、彼の以前からの性質(たち)でもあり、仕方のない部分とも思いますが、それでも、穏やかな面が増えるようにと職員さんたちはしっかり観察したり工夫をこらしたりしてくれているようで、ありがたいことだと思っています。

　週一回帰省日は基本的に火曜ですが第４週だけは木曜となっていて、いずれも翌日に施設に戻ります。
　帰省した翌日は近所の「あゆか」さんで半日過ごしますが、昨日は玄関で職員さんの歌う「Happy Birthday to You」で迎えてもらいました。
　聴いているうちにみるみる笑顔になっていくケンを見ていて、やっぱり笑顔や声かけという「触れ合い」の原点がいかに大事かとあらためて思いました。

　ケンへの誕生日プレゼントとして、お気に入りの「踏み切り動画」を集めたＶＨＳテープを作っておきました。
　ネット動画をタブレットで連続再生したものを８ミリビデオカメラで撮影し、それをＶＨＳにダピンクする、という原始的で時間のかかる作業でしたが、パソコンでさっさと編集するノウハウがないので仕方ありません。
　また勉強しなくちゃね。
　でも、ケンはとても喜んでくれて朝からずっと観ていて、「朝ごはんできたよ～」って呼びに行ったときにうれしそうに部屋から出てきました。

　２７歳。
　一般的には「大人」だし、誕生日とかなんとかで話題にもしないでしょうが、我が家の子たちは、いつまでも「子ども」であるし、親はいつまでも「親バカ」です。

写真は妻撮影。