静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

皆様、よいお年を

2013年12月31日 00時55分03秒 | その他(指揮者)
 日付けが変わって、もう大晦日になりました。

 我が家の年末年始は、ここ数年、毎度のことながら、普段以上に気忙しく「普通の家事」をこなすのが精一杯。昨日(29日)は、老母の助けを得て、外回りの掃除はなんとか済ませました。家の中は、可能な範囲でさっぱりと出来たらいいなって思っています。しみじみと1年を振り返るなんて心理状態ではありませんが、とにかく今年も、家族みんなが無事に新しい年への橋を渡れそうなことをありがたく思います。そして、また来年も危なっかしいコトに出合いながらも無事に歩みを進めていけたらいい、そう思っています。懸案事項はいくつもある我が家なので・・・(苦笑)。

 先日、ネットで紹介していただいたチェリビダッケの「ローマの松」の動画を観て、1978年の読響客演を思い出していました。あれは、本当にすごい演奏だったのですが、この映像でのチェリは、あの時以上の「ノリ」で振ってます。彼の、なんと言いますか、完全にオーケストラを掌握した上で、自身やオケ・メンバー、聴衆に「降臨してくる稀有な音楽」を呼び起こす司祭のような指揮。完璧なテクニックと自己陶酔。最後の方は映像が彼ばかり追っているので、余計にそんな印象ですが、目障りだったら目を閉じて聴けばいい。読響の時も腕をブンブン回していましたが、全体の印象はとても純粋で「その音楽本来の美質や力」を最大限に表出して聴かせてくれたと感じたものです。





 も一つ、これは、もう全く指揮者の、それも顔中心の映像でアレですけど・・・・でも、素晴らしい演奏です。




 今夜は、チョイスした音盤が(トスカニーニは別として)不発続きでしたが、この動画でスカッとしました。

 では、皆様よいお年をお迎えください。
 しばらくネット覗く暇がないかと思います。
 年明け数日後に、またアップする予定です。







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