静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」より“アダージョ”を聴く

2012年02月03日 23時59分53秒 | ベートーヴェン
 昨日、にわか雪のあと、急激に冷え込み職場の駐車場はあっと言う間にアイスバーンと化したが、今日は節分そして、もう立春と、なんとなく心も明るくなる頃である。




ベートーヴェン/バレエ音楽「プロメテウスの創造物」より第5曲「アダージョ」


管弦楽:シュトゥットガルト放送交響楽団


指揮:サー・ネヴィル・マリナー


録音:1991年~94年

「プロメテウスの創造物」は、序曲と例のフィナーレ以外はあまり馴染みないのだが、この第5曲はじめ中間の何曲かは、なんともチャーミングで愛らしい佳曲だと思った。
 日頃聴いているベートーヴェンは、彼の多様な面のほんの一部なのだなと思う。
 いきなりハープのソロで始まるベートーヴェンってのも、私には新鮮なのだが、そのあと、かすかなピチカートに乗って「アルルの女」似のフルート・ソロが続き、管や弦のソロが絡み合う室内楽的で暖かい雰囲気に満ちた曲趣が心地良い。
 ファゴットのソロはなんかサキソフォンみたいだな。
 この時代のバレエってどんなのか全く知らないけども、なんとなく、様式的でゆったりしたダンサーの動きが目に浮かぶ穏やかさ。

「プロメテウス」、たしか全曲がエアチェックであったはず。誰のだったかな?ブリュッヘンかアルノンクール辺りだと思うが、ヒマができたら捜してみよう。ディスクではアバドも録音してたね。

 ところで、このマリナーによる2枚組「序曲&管弦楽曲集」だけど、他の曲もとてもいい。並居る序曲集アルバムの中でも屈指だと思う。

・・・と、こんなツィッター程度のエントリで御免下さい。

写真は、昨日、所用で訪れた伊勢市神社港。雪雲去った直後の勢田川河口。

Beethoven: Overtures
Marriner,Radio Sinfonie Orch
Capriccio






最新の画像もっと見る

コメントを投稿