わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

週末の宿題は日記を書く

2015-02-09 | 宿題
小1の娘の週末の宿題は日記を書くことでした。

そのため、娘は週末になると、家族からお姫様扱いされるようになりました。なぜならば、娘は日記に家族のことを暴露するからです。

ある時など、「パパはシュークリームがついたお皿をなめました。とても下品だと先生、思いませんか」と、娘の日記に書かれており、先生はそれに対して、こんなコメントを返しました。

「お父さんは食べ物を粗末にしない立派な方ですね」
先生、ナイスフォロー。

娘をお姫様扱いするだけでなく、自らの行いをも上品にしなければならないことを、夫は学んだのでした。

息子は家族を貶めるようなことは口外しないらしい(自称)のですが、娘はうけるためならば、何でも書きます。面白いのが最高の日記だと思っている、非常に手ごわい相手なのです。

この宿題、小2になった現在も続いています。でも、最近は家族のことを書くことはほとんどなくなりました。ネタ切れです。家庭内ではなく、外で面白い出来事を見つけています。

面白いことがなかった日などは、
「今週は日記書かない~。だって、面白いことがなかったんだもん」
「いや、日記は面白くなくてもいいんだよ。そうそう、こんな本があるよ」
と私が出したのは、『つらいことから始めよう』という本。思い切ってつらかったことを書くと、いい文章ができるという話です。

「つらいこと?そりゃあ、今週は何も面白いことがなかったことだよ」
と娘。

「今週は何も面白いことがありませんでした。だから、わたしはとてもつらいんです。なぜならば、面白いことがないと、日記が書けないからです」
ということで、週末の日記の宿題は終了しました。

スキースクール

2015-02-09 | スポーツ
札幌の冬休みは長い!三週間もあるので、「もう、そろそろ学校へ行ってほしい~」と、正月三が日が終わるくらいから、親が思うようになるのです。

そんな頃に嬉しいのが、スキースクール。3日か5日コースで、子どもを預かってくれ、しかも、スキーの級まで取らせてくれるという、あとは費用が安ければ文句なしという助っ人がそれ!

札幌国際スキー場のスキースクールならば、スキー場が遠いため、ほぼ一日お預かりで、お昼はスキー場のレストラン。お弁当の準備も不要です。費用は2万円前後。

私は、ずっと、スキースクールって、親にとって、長い冬休みの間の預かり保育だと思っていたのですが、そうでないことが、先日、五十代の女性とお話をしていて、判明しました~。

「公立中学の冬の体育はほとんどスキーだからね。スキーができないと内申点が取れないでしょ。だから、みんな、スキースクールに行かせるのよ」

「えっ?」

衝撃でした。札幌の人って、小学校の頃から、来るべき高校受験の内申点のために、スキースクールに入れるんですか?!


アルペンスキー選手の運動能力は素晴らしく、競技スキーをやっていたという息子の友人は、どんなスポーツもこなす「かっこいい男子」。あんな華麗な動作の男子と友達ならば、鈍くさいうちの息子も立ち姿くらいは影響されて、凛々しくなるかもと期待させるほど。

そんなわけで、本当にやるとなったら、難しいアルペンですが、ちょこっとやるには、じつは手頃。スポーツが苦手な子でも、スキーはある程度何とかなってしまったりします。スキーで級をとって、自信をつけてほしい!とか、スキーで運動の楽しみを知ってほしい!などという理由でも、スキースクールに行かせる親が少なくないと思います。

子どもに自信をつけてほしい!なんでもできる子の親にはない思いかもしれませんが、ごく平凡な子の親にとっては切実なんです~。

でも、我が家にとっては、やはり、子どもに自信よりは、スキースクールは保育所というのが本音です。3日間は、休ませてくれえ~と、子どもたちをバスでスキー場へ送り出すのでした。