わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

学校教育自由競争時代

2015-02-24 | 学校
小学校の運動会ー手をつないで一緒にゴールなんてイメージが一時ありましたよね。

しかし、小学校に入ってみてびっくり!そこは実力主義が支配する世界でした~(大げさな表現でした。そういう面もありますくらいですね)。

うちの子どもたちの小学校では、完全実力主義のリレー戦が繰り広げられています。リレーは男女混合。まず、タイムの速い順にリレーの選手が選ばれ、その中で4チームに組み分けされ、各チーム内で遅い順に走ります。ということで、各学年の最終組は、瞬足ぞろいなのです。そして、男女混合なので、最終組に女子が入ることもあります。

私たちの頃は、学習発表会の配役をじゃんけんで決めたような気がします。あまりやる気もなく、仕上がりもよくなかったような…。

しかし、子どもたちの学校では、学習発表会の配役やピアノ伴奏は、オーディションで決めます。じゃんけんなどという生ぬるいものではなく、実際に演技をして、評価されます。

意外でした…。



百ます計算

2015-02-24 | 算数
娘は実験教室を楽しみにしています。

『でんじろう先生のカッコいい!科学おもちゃ』などを見ながら、「ベンハムのこま(白黒模様なのに、回すと色が出るこま)」が載っているなどと言っています。娘の貧弱な語彙から、べ、ベンハムのこまなんて言葉が出てくるなんて…。始めて3か月。大きな、大きな大きな進歩です。

しかし、学校の百ます計算表を見たら、ものすごく時間がかかっている様子…。お子さんを公○に通わせているお母さんは、「クラスでも一、二番の速さで、百ます計算、すらすらできる」と言っていました。うちの娘、6分とかかかっている時もある…。

それでも、泣いたりせず、前向きに取り組んでいる様子が、表から伺えます。担任の先生の性格のおかげではないかと思います。何しろ、学習発表会の練習などでも、「頑張れる範囲で大きな声を出してね」というような呼びかけをなさる先生です。

息子も同じ頃(小2)、百ます計算の宿題が出ていました。時間を測れと言われ、泣きながら、「できないよ~」とパニックになっていました。担任の先生は非常に有能な方でしたが、それ故か息子はよくパニックになっていました。どういう先生がよいか、それは本当に相性ですね。

「時間は適当に書いておいてあげるから、ゆっくりやりなさい」
と、わたし。そして、息子は一つ一つ順番に計算するのではなく、効率よくパズルのように解いていく方式を発見。

そんなやり方でいいんだろうか?

そのことを、ご主人が塾講師という方に相談してみたら、馬鹿真面目に順番に計算していくのではなく、いかに計算せず手抜きしてパズルのように答えをはめこんでいくかという方法を見出した方が、思考力にはよいそうです。

さて、娘はどんな風にやっているのでしょう。聞いてみました。
母:「百ます計算、どうやってやってるの?」
娘:「計算しないでやってる。パズルみたいに答えをはめこんでいる」
娘も息子と同様、計算能力のない分を別のところで補っていました。もう、苦肉の策ですね。計算が苦手であれば、追い詰められて計算しない方法を見出すー百ます計算はどちらかを鍛えてくれるやはり算数のマジックなのかもしれません。